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ジェイリースFC 元日本代表の我那覇和樹が移籍後初得点

ジェイリースFC 元日本代表の我那覇和樹が移籍後初得点

 サッカー九州リーグでの優勝を目指すジェイリースFCは、KMGホールディングスFCと対戦し3-1でホーム開幕戦を勝利で飾り、開幕からの連勝を4に伸ばした。選手兼任の永芳卓磨監督は、「1失点し、試合内容も満足できるものではなかった」と表情はゆるめなかった。

 

 今季はJリーグでの実績がある選手らを獲得し大型補強に成功したチームは、開幕戦から連勝を続ける。KMGとの試合ではCKから得点を許し、今季初失点を記録したが、ボール保持率で圧倒的に上回った。

 

今季初出場となった我那覇和樹

 

 コンディション不良で出遅れていた元日本代表FWの我那覇和樹が、後半24分から途中出場した。移籍後初めてピッチに立つ我那覇は、前線でボールを受ける回数はわずかだったが、質の高い動き出しを見せた。同43分に最終ラインの裏に抜け出し、GKと1対1となった場面で相手の重心と反対の方向にボールを流し込み、3点目を奪った。我那覇は「(移籍して)最初の1点はFWとして大事。リーグ戦で優勝するためには得失点差も関係してくるので、点差を広げて勝つことができて良かった」と振り返った。

 

 九州リーグは期間を前期・後期に分け、11チームが同じチームと2回対戦する総当たり戦。昨季、九州リーグ3位のジェイリースは、前半戦の山場となる5月末から、昨季の上位陣と対戦するスケジュールになっており、「それまでは連勝を重ねる」ことをチームの目標としている。我那覇は「このチームは伸びしろしかない。会社が力を入れているので、もっともっと上に行くために期待に応えたい」と力を込めた。

 

リーグ戦4連勝中のジェイリースFC

 

 

(柚野真也)

大会結果