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大分B-リングス ホーム開幕戦で勝利し、調子は上向きに

大分B-リングス ホーム開幕戦で勝利し、調子は上向きに

 2年目の独立野球「ヤマエ久野九州アジアリーグ」を戦う大分B-リングス。開幕3連敗スタートとなったが、その後の福岡ソフトバンク3軍戦で初勝利し、ホーム開幕戦となった福岡北九州フェニックスでも勝利するなど調子は上向きだ。今季のチーム目標は、日本野球機構(NPB)のドラフト指名に1人でも多くの選手を出すこと、独立野球リーグで日本一になること。小野真悟監督は「ホームの初戦で勝てたことで、いい流れができそう」と手応えを感じている。

 

 2月1日に始動したチームは、2カ月弱の準備期間を経て、リーグ戦に備えた。25歳以下の選手が大半を占め、「若い選手が多いので、アグレッシブな野球をしたい。エラーをしても前向きに、打席に立てばフルスイングするような選手を育てたい」(小野監督)と魅力ある選手の育成を目指し、チームをつくってきた。

 

今季も投手の軸となる岡部峻太

 

 今季も投手の大黒柱としてチームを引っ張る岡部峻太は、ここまで3試合に先発登板して2勝を挙げている。「昨季逃した最多勝を取り、チームに勝利を呼び込むピッチングをしたい」とエースとして自らを追い込む。ホーム開幕となった2日の福岡北九州フェニックス戦では6回を5安打2失点に抑え、勝利投手となった。

 

 打線は開幕戦で本塁打を放ったキャプテンの川上理偉が好調だ。現時点でチーム最高打率と最高出塁率を誇る。「開幕3連敗したが、ホームで今季2勝目を挙げ、流れが良くなっている。昨年は全てが初めてのことでバタバタしたが、今年は周りが見え、落ち着いてプレーできている」と精神的な余裕が結果につながっているという。

 

 「攻守がかみ合えば、能力の高い選手が多いので結果が付いてくる」と小野監督。今季は育成と結果を求めるシーズンとなる。

 

キャプテンの川上理偉も好調 

 

 

(柚野真也)