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スター候補生インタビュー(8) サッカー 安倍乃花(柳ケ浦高校3年)「大分でサッカーを続けてもプロになれることを証明できた」

スター候補生インタビュー(8) サッカー 安倍乃花(柳ケ浦高校3年)「大分でサッカーを続けてもプロになれることを証明できた」

 大分トリニータレディースから柳ケ浦高校を経由し、女子プロリーグ「WEリーグ」に所属するAC長野パルセイロ・レディースへの加入内定が決まった安倍乃花。幼い頃からプロサッカー選手になることを夢見ていた自他ともに認める負けず嫌いは、恵まれた体格と身体能力、そして努力と練習量でステップアップしてきた。

 

Q:AC長野パルセイロ・レディースへの加入内定が決まり、率直な感想は?

 プロになることは幼い頃からの夢だったので、素直にうれしいです。柳ケ浦高校の女子サッカー部でプロ第1号となったことでプレッシャーもありますが、大分でサッカーを続けてもプロになれることを証明できました。ここから先が本当の勝負なので、どれだけ通用するか楽しみです。

 

Q:ストロングポイントを教えてください?

 攻撃ではスピードを生かした突破や背後の抜け出しを得意としています。体の強さを生かした粘り強い守備ができ、空中戦の強さが武器です。センターフォワードとセンターバックのどちらでもプレーできますが、プロでは小さい頃からプレーしてきたF Wで勝負したいです。昨年7月に練習に参加したときは、通用しなかった部分が多かったけど、スピードでは勝負できたので、そこは自信を持ってプレーしたいと思います。

 

高校2年時から主力となった安倍乃花

 

Q:高校3年間の思い出と成長できた部分は?

 全日本選手権(全日本高校女子サッカー選手権大会)に2回出場できたこと。そこは入学当時から目標としてきたので、達成できて良かったです。成長した部分は、型でサッカーをするのではなく、選手の個性を尊重する柳ケ浦のサッカーを経験できたことです。いろいろなポジションができ、ピッチ外ではチーム行動や寮生活をすることで「人間力」がついたことです。

 

Q:最近、悩みがあるようですが?

 サインを考えているのですが、しっくりこないんですよね。一応、でき上がってはいるのですが、これでいいのか(笑)。もうちょっと考えます。

 

Q:2022年は、どんな1年にしたいですか?

 練習から100%で取り組み、1日でも早く試合に出たいです。目指している槙野智章選手(神戸)のようにアグレッシブに気迫あふれるプレーをして、今まで支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝えたい。目標は日本代表に入ることなので、プロになったことに満足せずに、常に上を目指したいです。

 

入団内定会見では「日本代表に入ることが目標」と語った

 

 

(柚野真也)