現役プロが熱血指導 大分に広がる「バスケの灯」 【大分県】
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高校バスケットボール男子 ライバルはこの選手です!
ウインターカップ県予選特集(番外編)
高校バスケットボールの3大大会のひとつ全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に向けて県予選が始まる。優勝チームの行方とともに気になるのが大会を彩る選手たち。今大会の注目選手に「気になる選手」を聞いた。
永松知也(ながまつ・ともや)
大分舞鶴高校(3年) フォワード(F)
上野ケ丘中学校出身 183cm、73kg
県高校総体までキャプテンとしてチームをまとめた3年生。味方のドライブに合わせ、空いたスペースに飛び込みシュートを狙う。今大会は出場機会が少ないことが想定されるが、「チームのために声を出し、ひとつにまとめたい」と裏方に徹する。
ライバルはこの選手です!
藤田恵吾(柳ケ浦高校)
「ミニバスの頃から仲が良く、地区代表で同じチームでプレーしたこともあります。当時からボールを持つと何かやりそうな雰囲気はありました。柳ケ浦は打倒舞鶴に燃えていると思いますが、僕らも負けるわけにはいかない。高校最後の大会なのでお互い悔いのないプレーをしたいです」
山崎蒔志(やまさき・まきし)
大分舞鶴高校(2年) パワーフォワード(PF)
別府北部中学校出身 180cm、80kg
インサイド選手としては大きくはないが、コンタクトプレーに強く、相手に向かう気持ちを前面に出せる。チームのためにハードワークができ、チームの手本となれる選手。リバウンド力は県内最高で、チームメイトからの信頼も厚いキャプテンだ。
ライバルはこの選手です!
藤田恵吾(柳ケ浦高校)
「国体予選では一緒にプレーしましたが、今はチームが違うのでライバルとして10点以内に抑えたい。シュート力が高いのでしっかりチェックして、リバウンドをとって速攻につなげたいです。相手がどんな対策を練ってきても勝ちます!」
中島康貴(なかしま・こうき)
日田高校(3年) F
日田北部中学校出身 175㎝・70㎏
1対1を得意とし、自慢のスピードで相手を抜き去る。パワーもあり、リングまでねじ込むことができる選手。今大会が高校最後の大会となり、「3年間の集大成なので、悔いのないよう全力で向かっていきたい」と意気込む。
ライバルはこの選手です!
藤田恵吾(柳ケ浦高校)
「インサイドでもアウトサイドでも多彩なプレーができるオールラウンダーです。対戦するとなれば決勝戦。僕らは舞鶴に勝って対戦を実現したいです。ミニバス時代から知っているし、絶対に点を取らせない!」
森山颯斗(もりやま・はやと)
日田高校(2年) G
日田三隈中学校出身 180㎝、72㎏
攻守のオールラウンダーとして定評がある。身長が高く、俊敏性もあるので相手チームのどのポジションのキーマンともマッチアップできる。攻撃においては高さを生かしたインサイドプレー、得意のドリブルで相手を素早く抜き去るアウトサイドプレーもでき、相手のミスマッチをつくことができる。
ライバルはこの選手です!
久原大弥(大分舞鶴高校)
「どんな状況でも冷静沈着で、決めるべきところでしっかり決めてくる。ボールを持たせてしまうと怖い存在。マッチアップすることになれば高さを生かしたプレーで抑え込みたいです」
儀間晴多(ぎま・はれた)
柳ケ浦高校(3年) ガード(G)
コザ中学校出身(沖縄県) 167cm、58kg
高校に入学して、「この学年で一番成長した選手」と中村誠監督は目を細める。練習熱心で常に全力プレーを心掛ける。チーム愛も強く、県高校総体後にキャプテンとなり、3年生の仲間とともに高校最後の大会に向けて優勝を目指す。ねばり強い守備と外角からのシュートを得意とする。
ライバルはこの選手です!
久原大弥(大分舞鶴高校)
「バスケIQが高く、テクニックもセンスもある。オフェンス力が高いので、彼をいかに抑えることができるかが優勝へのカギになると思います。僕らは高校最後の大会なので2年の久原に負けるわけにはいかない。裏をかいたプレーで勝ちます!」
藤田恵吾(ふじた・けいご)
柳ケ浦高校(3年) シューティングガード(SG)
判田中学校出身 184cm、73kg
柳ケ浦のエースは爆発的な攻撃力を持つ。ドライブから得点でき、広範囲のシュートレンジからシュートも打てる。これまでけがを抱えてプレーしていたが、今大会は万全のコンディションで挑む。「ガンガン得点してチームを勝利に導く」と攻撃に専念する。
ライバルはこの選手です!
久原大弥&山崎蒔志(大分舞鶴高校)
「国体予選では同じチームだったが、今はもう敵同士。県高校総体が終わってから舞鶴を想定した練習をしてきた。アイツら(久原と山崎)は歳下なんで負けるわけにはいかない。3年生の意地を見せつけ、ぶっ潰します(笑)」
久恒嵐史(ひさつね・あらし)
大分上野丘高校(2年) SG
別府北部中学出身、179cm、67kg
新チームを引っ張るキャプテン。長身が多かった3年生が引退し、サイズは小さくなったが全員が走り、どこからでも得点できるチームに変貌している。外角からのシュートを得意とし、入り出したら止まらない。シュートフォームがきれいで手本のようなシュートを打つ。守備も頑張れる選手。
ライバルはこの選手です!
久原大弥(大分舞鶴高校)
「中学の頃に一緒にプレーした選手です。大分県No.1プレーヤーですね。県総体はマッチアップしてボコボコにされたので、今度対戦するときはべったりマークについてボールを持たせない。絶対に勝つ!」
井上直也(いのうえ・なおや)
大分上野丘高校(2年) F
別府中部中学校出身 177cm、68kg
筋肉系のけがで十分な練習ができていないが「大会までにはコンディションは100%にする」と意気込む。スピードと体の強さを生かし、ドライブで切れ込む。プレーだけでなく声でチームを引っ張るムードメーカーでもある。1試合平均20点を決める得点力を備え、チームの期待は大きい。
ライバルはこの選手です!
川井健太(大分舞鶴高校)
「中学の頃から何度も対戦していますが、ディフェンスがしつこい選手です。ドリブルの緩急をつけて何としてでも抜いて、そこから突破口を作りたいです。自信はあります。俺のドライブを止めてみろ!」