現役プロが熱血指導 大分に広がる「バスケの灯」 【大分県】
バスケ
オー!エス!に刻まれた名言 #042
高校スポーツの冬の全国大会県予選が終わった。各競技で数々のドラマがあり、心を揺さぶる魂のこもった言葉があった。今回は全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)県予選編。
大分高校バスケ部の歴史が始まる
大分 楠本哲二監督
これまで横断幕には「奇跡を起こせ」と書かれていたが、悲願の全国大会出場を決めて、「これからは奇跡ではなく、伝統校となる歴史を築く」と話した。
今日は泣き崩れていい、格好悪くない。胸を張って帰ろう
明豊 杉山真裕実監督
今夏の全国高校総体出場に続き、ウインターカップ出場を目指したが決勝で敗れた。試合中は叱咤(しった)したが、試合後は選手にねぎらいの言葉を掛けた。
ライバルに育ててもらった
別府溝部学園 末宗直柔監督
この2年間優勝を阻まれたライバルの柳ケ浦と対戦できずに優勝が決まったが、「柳ケ浦に追いつけ、追い越せの気持ちで力を付けてきた」と明かした。王者を奪還し、ウインターカップでは、(準々決勝から使用される)メーンコートを目指す。
ウインターカップは3年間バスケを頑張った3年生へのプレゼント
大分上野丘 今村泰三監督
6月の県高校総体で引退する3年生が多い中、3回目の夏を超えて大会に出場する3年生に掛けた一言。下級生には「1、2年生はこれからがスタート。3年生の思いを受け継いでほしい。そして、3年生がベストを尽くせるようにサポートすること」と話した。