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ラストバトル〜3年生、最後の戦い〜 サッカー男子 ライバルはこの選手です(1)

ラストバトル〜3年生、最後の戦い〜 サッカー男子 ライバルはこの選手です(1)

高校3年間の集大成として挑む「第100回全国高校サッカー選手権大会県大会」。最高のプレーで勝利を勝ち取ることはもちろんだが、幼い頃から対戦してきたライバルとの対戦も楽しみのひとつ。今大会の注目の3年生を紹介するとともに、気になる選手を聞いた。

 

MF 高田優磨(大分鶴崎)

2003年4月6日生まれ、171cm、64kg、前所属は大分トリニータU-15(大在中学出身)、好きな選手はパウロ・ディバラ

 

 

 高校1年の県高校総体から先発メンバーとして試合に出場し、3年間チームの主力として攻撃の核となった。同級生の多くが6月に引退したが、「高校選手権に出場できる最後のチャンス」と決意し、今大会に臨む。アタッキングサードでの仕掛けを持ち味とし、決定的な場面を作る。今大会はキャプテンマークを巻き、「得点、アシストで毎試合ゴールに絡む」と意気込む。

 

気になる選手は?

DF瀬戸口智哉(鶴崎工業3年)とFW佐々木碧央(大分西3年)

 中学3年のときに同じクラスだった。今でもたまに会ったりする仲。2人とも1年の頃から主力として試合に出ていて、いつも刺激を受けていた。どちらかと準決勝で対戦すると思うが、どんな展開になっても勝ちたい。勝利が全て。勝った方が強いということ。

 

GK塩治晴士(大分)

2003年4月22日生まれ、172cm、85kg、大分中学出身、好きな選手はオリバー・カーン

 

 

 数々の全国大会に出場する強豪・大分のゴールマウスを1年の頃から守り続けた選手は数少ない。塩治は高校入学当時から正守護神となり、これまで全国高校総体に2回、全国高校選手権大会に1回出場している。シュートストップ、キックの精度、どれも全国レベルであるが、味方を的確に動かし、決定機を作らせないコーチングこそが塩治の最大の魅力。「後ろの声は神の声」というサッカーの格言を体現し、今大会は「無失点優勝を目指す」。

 

気になる選手は?

GK水取幹太(大分西3年)

 中学までは常に前にいる存在で、追いかける立場だった。高校3年間でどれだけ成長できたか、対戦して示したい。僕たちは追われる立場だが、どんな相手と対戦しても負ける気はない。どの試合も圧勝して、無失点で終わらせて全国への弾みをつけたい。

 

MF三重野秀人(大分工業)

2003年10月31日生まれ、172cm、60kg、前所属は大分トリニータU-15(稙田中学出身)、好きな選手は大島僚太

 

 

 パスワークで崩すチームの中盤の潤滑油として、ピッチを走り回る攻撃的MF。昨年の同大会もピッチに立ったが、準々決勝で敗退。最終学年となり、「全ての試合を悔いなく終わらせたい。そのためには結果にこだわりたい」と話す。CKやFKのキッカーであり、ストレート系の速い弾道のキックで決定機を作る。「チームの武器であるセットプレーから得点を決めたい」。目標はもちろん優勝だ。

 

気になる選手は?

MF溝口飛和(大分西3年)

 小学校の頃からライバル。中学は同じチームでプレーしたけど、高校は別々になった。試合の状況を見極めて、試合の流れを作れる選手。パスやドリブルの技術が高く、隙がない。準決勝で対戦したいが、お互いがシード校に勝たなければいけない。対戦したら2-1で勝つ!

 

 

(柚野真也)

大会結果