
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
大分トリニータは9月11日、昭和電工ドーム大分で湘南ベルマーレと対戦する。MF梅崎司選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は9日付本紙に掲載)
「ここ数年、いつかトリニータに戻れればって、ぼんやりとですが思っていたし、常に結果を追い掛けていました。14年ぶりに戻ってきたら最年長(34歳)、月日の流れを感じます」と笑顔で話す。今夏、湘南から完全移籍で加入した梅崎司選手。「妻はすごく後押ししてくれたし、浦和の西川周作選手も喜んでいました」と付け加えた。
―チームは苦しい状態が続いています。改善していきたいポイントと自身の役割は?
どこかでもっとリスクを負って仕掛けたり、チャレンジする頻度を高くし、ゴールの精度を上げていきたい。僕自身の役割はメンタルのところですかね。強気でいなきゃ成り立たない戦術だと思うので、自分が入った時に士気を高めるために声を掛けたり、攻撃の部分でも前への推進力を出していきたいです。
―メンタルは重要ですね。
個人としても大部分のウエートを占めるし、チームとなるとさらに重要です。信念を持って、自分たちのサッカーを一致団結して貫いて、困難に立ち向かっていけるかどうか。それは、選手、監督、スタッフ含めてチームとしてつくっていくもの。一人一人が声を上げて良い方向に持っていけるかどうか、恥ずかしがるんじゃなくて自分を出してチームのために行動していくことが重要です。
―トリニータはもちろん、浦和や湘南でもサポーターに愛されていますね。
すごく感じています。自分の生き方を肯定してくれているというか…、プロの世界なので自分の生活が懸かっている中での選択を何度もしてきました。それでも、こうしてたくさんの方々から歓迎し応援していただき改めて自分は「幸せだなぁ」と感謝しかないです。
―うれしさや悔しさ、サポーターが共感する部分が梅崎選手の魅力だと思います。
ありがとうございます。喜怒哀楽が激しいのは間違いないと思うし、すごく感情的な人間だと思っています。人生、いい時ばかりじゃない、苦しい時もいっぱいあり、日々乗り越えてきました。そう言っていただけるとうれしいです。
―背番号はプロになった時と同じ27、そこに懸ける思いを聞かせてください。
故郷ともいえる大分に帰ってきたという意味と、チャレンジする姿勢を見せていきたいという思いから付けましたが、三平和司選手(甲府)の後っていうのがちょっと…(面白さは)期待しないでください(笑)。単に古巣に帰ってきたということだけでは終わらせたくないし、選手として何ができるか見てほしいです。サポーターの皆さんと一緒に感情を爆発できるような空間をつくっていけるよう頑張ります。
(小野郁)
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