国スポ 期待高まるチーム大分 今年も千点以上目指す 【大分県】
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県高校総体 なぎなた女子団体 日本一連覇に向けて好発進の大分西
大分県高校総合体育大会
6月13日 大分西高校体育館
女子団体試合
大分西2−0福徳学院
なぎなたの女子団体試合は、大分西が福徳学院に勝利し3年ぶり26回目の優勝を決めた。3月の全国高校選抜大会で日本一となった大分西は、全国高校総体での2冠を目指す。キャプテンの足立陽菜(3年)は「インターハイ(全国高校総体)で連続日本一を目指すためにも、絶対に負けられない試合だった。みんなプレッシャーはあったが冷静に試合ができたと思う。インターハイでは確実に一つ一つ勝つことに集中したい」と決意を語った。
決勝戦は日本一になったメンバーの一人、伊藤永愛(2年)が1本勝ちしてチームに勢いを付けた。「順番は大会2日前に決まった。先鋒への気負いはあったけど、思いっきり自分らしさを発揮すれば次につながると思っていた。自分の役割は果たせた」と胸を張った。次鋒はポイントゲッターの橋爪千聡(3年)。個人試合で優勝した実力を発揮し、面2本を鮮やかに決めて、続く3人が引き分けてリードを守り切った。
大将として団体戦に臨んだ足立陽菜
個人演技・試合、団体試合の3競技で全国行きの切符を手にした三重野愛梨(3年)は、「1、2年のときは一度も団体メンバーに入れず悔しい思いをした。決勝では自分が一本決めて優勝を決めたかった思いはある。インターハイの団体試合はメンバー7人から誰が出るか分からないが、チームのために勝ちたいとの思いは全員が持っている。大会までに得意の飛び込み面を磨きたい」と気を引き締めた。
4月に赴任した築城理恵監督は、「試合形式の部内リーグ戦を繰り返し、全員が力を付けた結果。前監督から日本一を引き継いだが、気負わずに選手が持てる力を発揮できるように準備したい」と新たな気持ちで2冠を目指すと話した。
全国総体の目標は日本一となる大分西
(柚野真也)