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県高校総体 弓道男子団体 “見せ場”を意識した大分南が2連覇

県高校総体 弓道男子団体 “見せ場”を意識した大分南が2連覇

大分県高校総合体育大会

6月10日 大洲弓道場

弓道男子団体 決勝リーグ

①大分南6勝②大分東5勝1敗③舞鶴3勝3敗④大分工業3勝3敗⑤情報科学2勝4敗⑥別府鶴見丘1勝5敗⑦杵築1勝5敗(順位は大会規定による)

大分南14−12大分東  大分南13−7別府鶴見丘 

大分南15−10舞鶴   大分南10−9情報科学

大分南11−9杵築     大分南15−11大分工業

 

 県高校総体の弓道男子団体で大分南が2連覇に輝いた。1次予選を首位突破し、7校総当たりの決勝リーグでも、「いつでも同じことができるように平常心で弓道ができたと思う」と久保田信輔監督。高い的中率で相手を上回り、全勝同士の対戦となった大分東との最終戦も14―12の僅差をものにし、優勝を決めた。

 

 今大会には昨年末の全国高校選抜大会で3位となったメンバーの佐藤凛太朗、石松功暉、水筑拓海ら3年生が中心となり、上級生に引っ張られるように2年生が、試合を重ねるたびに成長した。久保田監督は「3年生が日頃から見本となってくれた。全国選抜3位となり、勝って当たり前というようなプレッシャーがあった中で、一本一本集中できたのが勝因」と話す。

 

練習通りの成果を出した大分南

 

 全国高校選抜大会から県高校総体までの半年間、特別な練習に取り組んだわけではない。的中率を上げるためには数多く弓を引くしかない。各自で課題を見つけ何度も試行錯誤を繰り返して練習を進めた。練習後も残って熱心に個人練習に励む部員は多く、互いに高め合った。

 

 チームとして一つ徹底したことがある。弓を引く一連の動作で、静止した状態の「会から離れ」までの踏ん張りどころを「見せ場」と意識することだ。佐藤は「練習から意識したことを試合でも出せた。結果を残せたことがうれしい」と自信を深めた。次は目標としていた全国高校総体。「まずは予選突破に集中するが、目標は全国選抜を上回る成績」と日本一を視野に入れた。

 

全国高校総体では優勝を目指す

 

 

(柚野真也)

大会結果