
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
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大分トリニータは11日、昭和電工ドーム大分で名古屋グランパスと対戦する。DF羽田健人選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は10日付本紙に掲載)
カップ戦を挟むもののリーグ戦はしばらく週1回の開催が続く。「相手チームへの対策も大事ですが、とにかく勝てるようバチバチ言い合いながら練習しています」と話す羽田健人選手。2年目となる今シーズンはDFリーダーとしても期待される一方、不安ものぞかせた。オフは完全にサッカーから離れて漫画喫茶で過ごすそうで、今は「アオアシ」(Jリーグのユース選手が主人公のサッカー漫画)の最新刊を心待ちにしているとか。
―コンディションはいかがですか?
開幕する前にけがをして出遅れましたが、今は順調に回復して試合に出られているので、まあまあかなと思います。
―今のチームの状況をどう捉えていますか?
(戦術については)まだまだチームとして合わせないといけないところもあるし、けが人も多いので…。またみんなで一つになって、やっていくしかないと思っています。
―これまで戦った中で、押し込まれてなかなか攻撃に行くことができないということがありました。どう打開して攻撃につなげていきたいですか?
守備に回るのはある程度、仕方がないと思いますが、「とにかくボールを持つ時間を長くしよう」と片さん(片野坂知宏監督)も言っているので、そこが良くなれば押し込まれる時間も減るだろうし、どれだけ相手のウラを取れるかというところも大事になってくると思います。
―ご自身の一番の課題は?
リーダーシップですね。センターバックの真ん中に入った時、できるだけボランチへの声掛けをするようにしていますが、全然足りてないです。特に前後半で戦い方を変えてくるチームに柔軟に対応するためにはリーダーシップを取ることが重要になってくると思うし、自分が取れるようになればとは思いますが、今の自分では無理です(苦笑)
―(センターバックの)真ん中は右サイドや左サイドに比べるとどうですか?
やりにくいとは言わないですけど、去年は真ん中にノリ君(清水の鈴木義宜選手)がいたので、めちゃくちゃサイドにいて安心感がありました。今は自分が真ん中で大丈夫かなって思うことがあります。パスをつないでビルドアップするのはやりやすいですが、守備面ではまだまだ不安の方が大きいです。
―他にどういう部分を高めていきたいですか?
対人ですね。去年からの課題ですが、ドリブルとかに対してスピードに付いて行けず置いていかれる場面が多いので、そこをもっと磨けたらいいなと思っています。ドームでの応援よろしくお願いします。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=
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