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県高校新人大会 サッカー男子 王者の底力示した大分鶴崎が連覇 【大分県】

県高校新人大会 サッカー男子 王者の底力示した大分鶴崎が連覇 【大分県】

大分県高校新人サッカー大会
2月1日 大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場Aコート
男子決勝
大分鶴崎2(1-0、1-0)0大分

 1月17日から県内各地で行われたサッカーの県高校新人大会。1日の男子決勝では、大分鶴崎が大分を2ー0で下し、2年連続5回目の優勝を果たした。

 昨季、県内三冠を達成した大分鶴崎は、エースFW山下紫凰(2年)がUー17日本高校サッカー選抜合宿参加のため一部試合を欠場するなど、万全とは言えない陣容で大会に臨んだ。それでも初戦から準決勝までの4試合で20得点1失点。攻守の安定感を武器に、決勝の舞台へとたどり着いた。

 一方の大分は、2023年の全国中学校サッカー大会でベスト4に進出した大分中学出身選手を中心とする世代である。昨季を経験した2年生を多く残すものの、エースFW吉良匠生(2年)を負傷で欠く中、新戦力の台頭を促す場として今大会を位置づけ、決勝に挑んだ。

攻守で奮闘した首藤

 試合は、ショートパスで丁寧に攻撃を組み立てる大分鶴崎と、ロングボールを軸に前線へ圧力をかける大分という対照的な構図となった。前線から果敢なプレスが機能した大分は、相手陣内に押し込む時間帯をつくり、主導権を握る場面も少なくなかった。しかし、大分鶴崎はDF首藤惺南(1年)を中心に粘り強く跳ね返し続けた。

 均衡が破れたのは前半33分。大分鶴崎は左CKから、ニアサイドに走り込んだ首藤が頭で合わせ先制。「特別に狙っていた形ではない」(首藤)としながらも、準決勝でも生まれた形と同様、セットプレーで確実にゴールを奪った。

 後半も大分がボールを前に運ぶ展開は変わらなかったが、時間の経過とともに運動量が落ち、追う側としての焦りが表れ始めた。後半30分、大分鶴崎は前がかりとなった相手のプレスを5本のパスで鮮やかに回避すると、最後は山下が左サイドから突破し、試合を決定づける追加点を挙げた。

幸先の良いスタートを切った新チーム

 試合後、首藤謙二監督は「相手の方が技術は上だった」と率直に認めつつ、「ボールを持たれる時間が長い中でも、我慢して戦えたことが結果につながった」と振り返った。今月14日から宮崎県で行われる九州高校U-17サッカー大会へ向け、キャプテン河野眞剣(2年)は「九州の舞台でどこまで通用するのかを確かめたい。思い切って挑戦したい」と次なる戦いを見据えた。


(富田充)

大会結果