
珠玉の一枚 Vol.41 【大分県】
その他
明治地区の公民館や体育館を拠点に活動する「みんなの明治クラブ」は今年で発足11年目。「夢と健康と生きがいづくり」をモットーに多彩な教室、サークルを運営、小学生114人、大人124人の会員に体力づくりや交流の場を提供している。
小学生対象の教室はドッジボール、バドミントン、バレーボール、レクリッシュの4つ。スポーツ教室では、体の正しい使い方を覚え、基礎体力アップを目指し、あいさつや大きな声で返事をするなど礼儀についてもしっかりと学ぶ。
「中学でどんなスポーツにも取り組めるよう、土台をつくってあげたい」。そう話すのは、ドッジボール教室の監督でクラブ会長の市原信行さん。現在ドッジボール教室には小学2年生から6年生まで19人が所属し、年2回の県大会での優勝、九州大会出場を目標に練習に励んでいる。中学進学後は、鍛えた肩の強さを生かし、ハンドボール部やバレーボール部で活躍する子も多いと言う。
レクリッシュ教室では、歌やゲームなどのレクリエーションを通して気軽に、楽しく英語に親しむことができる。
いずれの教室も経験豊富な監督や講師が指導するため、基礎がしっかり身に付くと好評。中学入学前の“下地づくり”を、地域でしっかりサポートしている。
ドッジボール教室の子どもたち
大人対象の教室は中高年層がメーン。うたごえサークル、手芸サークル、グラウンドゴルフなどの活動を通して、多くの人が健康づくりや仲間づくりにいそしんでいる。
地域に根差した活動も盛ん。おととしはラグビーのワールドカップで大分県を訪れた外国人旅行者のために、着物の帯で作った名刺入れなどを大分市へ寄贈した。昨年は明治小、明治北小地区の育成クラブの子どもたちへ、感染症対策として手作りの布マスクを送った。こうした活動も大きな“生きがい”や“やりがい”を生み出している。
市原会長と共にクラブを支えるサブマネージャーの岡本重子さんは、女性の視点で「今後は若いお母さんが気軽に参加できる健康づくりの教室も開催したい」と話す。コロナ禍ではあるが、こんな時世だからこそ、地域住民の笑顔と健康のために、クラブのさらなる充実を図るつもりだ。
ドッジボール教室で監督も務める市原信行会長
【クラブデータ】
クラブ名/みんなの明治クラブ
教室/
※会場、時間はお問い合わせください
【小学生対象】
・ドッジボール教室
・バドミントン教室
・バレーボール教室
・レクリッシュ教室
【一般対象】
・うたごえサークル
・手芸サークル
・スポンジテニス教室
・3B体操教室
・夢ボール教室
・グラウンドゴルフ教室
・はつらつ・のびのび健康教室 ほか
参加条件/特になし。地域外の方も可
活動日/教室・サークルにより異なる
年会費/大人2,000円、子ども500円
※どの教室・サークルにも自由に参加できます。
※4月から料金改定ため、値上げ予定。詳しくはお問い合わせください。
※スポーツ教室は、別途スポーツ安全保険費が必要です。
問い合わせ先/090-9658-3108(会長 市原信行)
(甲斐理恵)
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