
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
第52回OFA大分県Uー12サッカー大会
決勝 2月14日 昭和電工サッカー・ラグビー場
四日市南SSC 1−0 大分トリニータUー12
小学6年生にとって最後の公式大会となる県Uー12サッカー大会の決勝戦が、14日に昭和電工サッカー・ラグビー場で行われた。県内111の参加チームの中から決勝に進んだのは、個々の選手が圧倒的な高い技術を有する大分トリニータUー12と安定した試合運びを見せる四日市南SSC。練習試合など対戦する間柄で、互いに手の内を知り尽くすチーム同士の対戦となった。
2次リーグでは対戦相手から対策を練られ辛勝が多かったトリニータに対し、2試合で11得点と攻撃が爆発した四日市南。準決勝では互いに前半のリードを守り切り、勝ち上がった決勝の舞台では、四日市南が持ち味を出した。乙部哲也監督が「少年団とクラブチームでは実力の差があることは分かっていた。勝つためには引いて守って、ショートカウンターを狙った」と振り返るように、168㌢のGK小宮悠雅(6年)を中心に粘り強く守り、前半12本のシュートを打たれてもゴールを割らせなかった。
「最後まで全員が集中できた」と話した石田修太
均衡が破れたのは後半3分、四日市南は自陣からの浮き球の縦パスを権藤昊(6年)がバウンドを利用してシュートを放ち、値千金の先制ゴールを決める。キャプテンの石田修太(6年)は「先に点を取ったことで落ち着いた。最後まで全員が集中できた」と話し、チームで唯一、年間優秀選手に選ばれた小宮は「大事な試合でシュートを止め、無失点に抑えたことは自信になる」と胸を張った。
四日市南の卒団生には、Jリーグで活躍する西川周作(浦和)や松原健(横浜FM)、岩田智輝(同)がいる。乙部監督は「偉大な先輩も成し遂げられなかった優勝ができた。子どもたちは僕ら指導者の想像以上の試合をして、成長してくれた」と喜んだ。勝負強さを見せ、初優勝を飾った。
初優勝した四日市南
(柚野真也)
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