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総合型地域スポーツクラブ わいわい夢クラブ 幼児から高齢者まで地域の人が交流を深める場

総合型地域スポーツクラブ わいわい夢クラブ 幼児から高齢者まで地域の人が交流を深める場

 東大分地区の公民館や小・中学校でスポーツや文化活動を行っている「NPO法人わいわい夢クラブ」の創立は2007年。「夢・健康・生きがいを一緒につくる総合型地域スポーツクラブ」として、一般が対象の健康体操、ピンポン、グラウンドゴルフ、中学生以上が対象のヨガ、スポンジボールテニス、小・中学生対象のバレーボール、キッズダンスなどのスポーツ教室の他、書道や絵手紙などの文化教室を含めると教室数は26。現在400人以上の会員が様々な目的で活動している。

 

 健康体操教室「のび男」の参加者は男性のみ。「体力づくりや健康維持をしたいという男性は多いが、健康体操教室の参加者はどこも女性が多い。その中で参加するのはちょっと恥ずかしいという男性のために立ち上げた教室です」と会長兼クラブマネジャーで、自身も同教室の会員である吉田和光さん。

 

健康体操教室「のび男」は男性のみの教室

 

 クラブ立ち上げから3年後にできた教室。ストレッチやボールを使った運動など、高齢者でも無理なく体を動かせる内容でありながら筋力アップするのが目標だ。スポーツクラブで活動している専門家が指導するので、「ただ伸ばしたり動かしたりするだけではなく、この動きはどこに効いているのかを教えてくれるから分かりやすい」(吉田会長)と、丁寧な指導も好評。教室ができた時から参加している松岡長さんは「男性専用というところが参加しやすくて通い始めた。以前に比べて体が動かしやすくなった」とその効果を実感している。

 

 活動を通じて地域に貢献することが大きな目的。「スポーツや文化活動を通じて、幼児から高齢者まで地域の人の交流を深める場にしてもらいたい」と吉田会長。コロナ禍で人が気軽に集まることさえ難しい日常が続く中で、「地域総合型スポーツクラブとして、時代に即した対応をしていきたい」と取り組み始めているのが、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」。新しいことにも目を向けながら、従来の目的である人とのつながりを大切にしてクラブのさらなる発展を目指している。

 

多様な特徴のある26のスポーツや文化教室がある

 

 

【クラブデータ】

 

クラブ名/NPO法人 わいわい夢クラブ

教室/

健康体操(のび男)

健康体操(らく男)

わいわいトレーニング(年長~小学生)

スポンジボールテニス 

他全26教室(場所は東大分小学校、牧2丁目公民館など)

※スケジュールや場所、各教室の情報などはホームページで確認できる

対象年齢/3歳~

活動日/教室により異なる

問い合わせ先/097-560-0873

 

 

(黒木ゆか)