総合型スポーツクラブ　クローバークラブ　「いつでも、どこでも、いつまでも」がモットー

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　東稙田地区、寒田校区、鴛野校区を拠点に活動するクローバークラブは2017年に発足。「いつでも、どこでも、いつまでも、楽しく安全にスポーツ・文化活動に親しむ」をモットーに、幼稚園児から80代まで幅広い年代の人が休日や仕事帰り、日中の空いた時間を利用してスポーツや健康づくり、年代を越えた交流を楽しんでいる。

　現在開催している教室は「バドミントン」「夢ボール」「健康体操」「ピンポン」「ボウリング」の5つ。どの教室に参加しても１人１カ月300円とあって、複数参加する人も多い。

　活動中は常に明るい笑い声が響く。発足当初から夢ボール教室に通っている川野かつ枝さんは「ここは笑顔とおしゃべりあふれるクラブ。ストレス解消効果も抜群」、バドミントン教室の助手を務める安藤隆一さんは「みんなでワイワイやれるのがいい。自分１人で運動しても続かないが、ここなら続く」と、一人一人が楽しんでいるのが伝わってくる。親子で通う家族もいる。「息子が通う中学にはバドミントン部がなかったので、ここに来るのを本当に楽しみにしていた。高校入学後はバドミントン部に入り、ここと併せて頑張っている」と話すように、子どもたちにとってはスポーツの面白さを知り、ステップアップの場にもなっているようだ。幅広い年代と交流することで礼儀や人間関係を学ぶこともできる。

年代を越えた交流を楽しんでいる

　「今の目標は１人でも多くの方に当クラブを知ってもらうこと。大会出場を目指すもよし、趣味で楽しむもよし。様々なレベルの人が通っているので、スポーツに縁がない人も気軽に参加してほしい。指導してみたいという方も大歓迎」。そう話すのはクラブマネジャーの吉見千里さん。地域の小学生を集めたかけっこ教室や、人気のグラウンドゴルフ大会など地域に根差したイベントの開催を通じて、クラブのPR活動にも力を入れている。

　新型コロナウイルスの影響で、消毒と検温の徹底や、密を避けるために教室の開催時間をずらすなど気を使うことも多いが、吉見さんは「地域の声を拾い上げながら、より充実したクラブにしたい。今後はスポーツだけでなく、文化系の教室も開催できたら」と常に前向き。それは底抜けに明るいクラブの姿勢でもある。