
県高校総体 バレーボール男子 仲間との絆で栄冠をつかんだ大分南 【大分県】
バレー
今年最初で最後の全国切符を懸けた戦いがあった。
コロナ禍で目指す場所を失い、日常が非日常となった日々を乗り越え
試合に対する思いは例年以上だったに違いない。
選手や監督の金言の数々に耳を傾けたい。
今回は全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)県予選編
江崎裕之監督(大分工業)
決勝戦は第5セットまで持つれる接戦だったが惜敗。「潔く負けを認めて、前を向いて来年リベンジすると思うなら、(勝負を分けた)この2点を取り返さないと」と1、2年生に語った。
竹内誠二監督(東九州龍谷)
21連覇を達成するも「大分県の代表を取っただけ」と気を緩めることはない。目標はあくまで「日本一連覇」と、大一番に向けて気持ちを引き締めた。
柿原茂徳監督(大分南)
第5セットが始まる前に選手を全員会場の外に出し、「戦術的なことは何も言わなかった。1セット目の入りのようにリセットさせた」。この絶妙な間により選手は冷静さを取り戻し、優勝につながった。
室岡莉乃(東九州龍谷3年)
春の高校バレーで優勝した直後のインタビューで「連覇を狙う」と宣言。その思いを胸に県代表を勝ち取ったが、通過点に過ぎない。
羽田野拓実(大分南3年)
経験の浅いメンバーが多いチームに向けて、試合中に何度も投げ掛けた言葉。「最後まで集中力を切らさなかったことが優勝の要因」と話した。
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