
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
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大分トリニータは23日、昭和電工ドーム大分で柏レイソルと対戦する。MF長谷川雄志選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は22日付本紙に掲載)
左右どちらからも高精度のキックを繰り出す強みを武器に、ルーキーイヤーの去年はリーグ戦19試合に出場した長谷川雄志選手。今年はほぼスタメンに定着したといっていいだろう。7月末に入籍し「彼女は一緒にいて落ち着く存在で、常に笑顔にしてくれる最高のパートナー。より一層責任を持って、家族のため、そしてトリニータのために頑張っていきます」とコメントした。さらなる活躍に期待したい。
―猛暑の中、連戦が続いています。コンディションを維持するためにやっていることはありますか?
毎日のケアはもちろん、去年から疲労を感じた時や試合の前々日から炭酸泉(入浴剤)に入るようにしています。だいぶ(疲労度合いの)感じが違いますし、アウェーの時も持参し、いいコンディションで(試合に)臨んでいます。
―これまで、チームは思うような試合ができないことがありましたね。
そうですね。一人一人がもっと“人”に意識を持ってやったほうが良いなとか、相手が蹴ってくることが多いので、こっちはそれを上回るスピードで回していこうとか、練習の時からもっと縦パスを意識して出していこうとか、いろいろ話し合ってきました。
―加入2年目、去年と今年、自分自身で成長したと感じる点は?
試合中、常に周りの状況を把握するよう、見る回数を増やし、見る場所を変えたら、心に余裕が生まれました。そのことでプレーにも余裕が出たようで、ボールタッチが去年とは全然違うように感じています。あとはトラップ練習や試合での経験も大きいと思います。
―加入する前に思い描いていたプロとのギャップを感じることはありますか?
先のことは、あまり想像しないんですよ。とりあえず“今”なんで、今、自分にできることをやっています。
―ストロングポイントである、左右、どちらでも同じレベルで蹴れることについてですが、元々両利きだったのですか?
いいえ。元々、右利きでした。兄ちゃんが両利きだったので、蹴る時のフォームや軸足のバランスを取るトレーニングなどを教えてもらい、中学くらいからなんとなく練習を始めて、高校くらいにはだいぶできるようになっていました。でもまあ、大学の頃にほぼ自在に、そしてプロになってさらに上がったという感じです。
―「両利き」を目指していたのですか?
いいえ、強く意識していたわけではなく、兄ちゃんがやっていたから、自分もやったという感じです。左右で蹴れるようになるには、まず、いっぱい蹴ることです。そして成功した時に、(左足の)どこにボールが当たったかをしっかり考えながら練習していました。
―今後、どういうところを強化していきたいですか?
ゴールにつながるようなスルーパスを増やしていきたいし、あとはシュートも決めたいですね。熱い応援よろしくお願いします。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=
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