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7/2 WED 2025

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今こそ“家メシ力”① ブカツ生・クラブ生を支える理想の食生活【基本編】

今こそ“家メシ力”① ブカツ生・クラブ生を支える理想の食生活【基本編】

 体が資本となるアスリートにとって食は重要だ。それは小中学生、高校生であっても変わりない。「体の材料は食べ物。毎日食べているものから体はできている」と話すのは公認スポーツ栄養士の銅城順子さん。アスリートにとって食事はパフォーマンス向上を促す重要な要素となる。

 今回から5回にわたって種目別メニュー例(表1)を紹介する。初回はベースとなる一般高校生男子向けのメニュー。食事摂取基準量は朝昼晩の3食で約1日2500キロカロリーが必要で、メニューは常に「主食」「主菜」「副菜」の3品をそろえることが基本となる。

 

・主食…米、パン、めん類などの穀類(主に炭水化物によるエネルギー補給源)

・主菜…肉、魚、卵、大豆製品など(主に良質たんぱく質や脂質の供給源)

・副菜…主に野菜を利用した料理(主食、主菜で不足するビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源)

 

表1

 

材料

 

 

栄養量・エネルギー比

 

 

 

監修:大分県栄養士会 大分県スポーツ栄養研究会

 

今回の基本編の特徴

「主食」「主菜」「副菜」の3品で、「食事は五感を使って食べるので見た目、匂い、味覚を刺激したい」という考えから、同じ味付けにならないように変化を加えた。

 

朝食

 

ご飯・みそ汁・ハムエッグ・牛乳

 

昼食

 

ご飯・豚生姜焼き・卵焼き・添え・煮物

 

夕食

 

ご飯・魚フライ・お浸し・すまし汁・ヨーグルト

 

材料、栄養量の詳細は次のページ