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県少年サッカー大会 カティオーラが逆転で優勝飾る

県少年サッカー大会 カティオーラが逆転で優勝飾る

第51回大分県少年サッカー大会兼KYFA九州U-12サッカー大会県大会

2月9日 大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場(Aコート)

決勝  カティオーラFC 4-2由布川SSS

                前半0-1

           後半4-1

 

 第51回大分県少年サッカー大会は、カティオーラフットボールクラブU-12が、2度リードされたのをはね返して由布川サッカースポーツ少年団を下し、優勝した。両チームは3月7日から佐賀県で開催されるKYFA九州U-12サッカー大会に出場する。

 

 決勝戦はエースによる点の奪い合いとなった。前半3分に由布川の江藤翼(6年)が強烈なロングシュートをたたき込み、先制。由布川ペースで試合が進む。反撃したいカティオーラだったが、決勝同日の準々決勝、延長戦で決着がつかずP K戦にもつれたため体力が回復しきれず、運動量が少なかった。

 

 ハーフタイムに東絋造監督(カティオーラ)は、「ここまで来たら気持ち。勝ちたい気持ちをプレーに出そう」と呼び掛け、ピッチに送り出した。監督の叱咤激励に応えたのが司城大輝(6年)だった。後半5分にFKを直接決めて同点に追いついた。その2分後に追加点を奪われ再びリードを許したが、焦りはなかった。

ハットトリックを決め、優秀選手賞に輝いた司城大輝

 

 「みんなの運動量が多くなったのでパスが増え、(スペースが空き)ドリブルができるようになった」(司城)。徐々にカティオーラが押し込む時間が増え、後半13分に司城のドリブルシュートが決まり、同15分にも司城のこの日3点目となるゴールで逆転に成功した。勢いに乗ったカティオーラは試合終了間際に村上温俊(6年)の追加点が決まり、勝利を収めた。

 

 試合後、東監督は「キャプテンの司城が力強く引っ張ってくれた。やんちゃで言うことを聞かない選手ばかりだが、そこがいいところ。自分の持ち味を存分に出して、九州大会では大分県代表として良い成績を残したい」と優勝を喜んだ。ハットトリックの司城は、「九州大会では10点決めたい!」と力強く宣言した。 

九州大会では上位を目指すカティオーラ

 

 

(柚野真也)

大会結果