
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
激闘の秋がやってきた—。3年生にとっては高校最後の晴れ舞台となる全国選手権大会の県予選が始まった。ここでは注目選手に「気になる選手」を聞いた。
FW田原慎太郎(大分上野丘高校3年)
前所属チーム:大分トリニータU-15
大分上野丘のエースナンバー10を背負う。試合の流れを冷静に見極めながら相手のギャップでボールを受け、少ないタッチでパスを散らす。リズムをつくることもできれば、緩急を織り交ぜたドリブルで決定機を生み出すこともできる。上野丘の得点は全て彼を経由すると言っても過言ではない。得点への執着が高まれば、さらに怖さは増す。
ライバルはこの選手です!
「ボランチとディフェンスラインの間のギャップでボールを受け、崩すのがうまい。僕と似たような選手だが、違うところはボールを失うことが少なく、相手がプレッシャーにいくとパスで剝がすことがきるし、ドリブルでつっかけてファウルをもらうのもうまい」
MF今井玲音(鶴崎工業高校3年)
前所属チーム:カティオーラFC
6月の県高校総体で準々決勝敗退を喫した直後、センターバックから本職のボランチ復帰を自ら志願した。「チームが勝つために自分が攻守のつなぎ役になるしかない」。キャプテンとして“鶴工”を背負うプライドと責任感。そうした強い気持ちが、口を突いて出た。全国選手権大会出場への最後のチャンス。「負けられない。自分たちのサッカーをしっかりして勝ちたい」と、はやる気持ちを抑え、落ち着いた雰囲気を漂わせる。
ライバルはこの選手です!
「小学校のときからの知り合い。点を取るための全てを備えているし、周りも使える選手。キャプテンとしてのリーダーシップもカリスマもある。準々決勝で対戦すると思うが、(2月の)県新人大会で負けているので勝ちたい」
FW可畑凛之介(大分鶴崎高校2年)
前所属チーム:キングスFC
ノーシードだが優勝戦線をかき回す力がある大分鶴崎の主軸。パスをつなぎ、サイドを経由して最後はゴールへパスをするかのごとくゴールを決める鶴高スタイルのフィニッシャー役を担う。昨年の全国選手権県予選は緊張して何もできなかった。「守備が前からハマったときは点が取れる。足には自信があるので裏への抜け出しで得点したい」と責任感が増し、チームを引っ張る覚悟を示した。
ライバルはこの選手です!
「中学の2年間、同じクラブでプレーした先輩。優しくて、すごく仲良くしてくれた。当時(の芝崎)はCBをしていたけど、高校になってFWになりめちゃくちゃ得点していたのでびっくりした。対戦できるとすれば準々決勝。そこまでは勝ち上がりたい」
(柚野真也、緒方美香)
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