
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
3年生にとって最後の大会となる「全国高校サッカー選手権大会県予選」が19日から始まる。3年間頑張ったのは選手だけではない。見えないところでチームを支えたマネージャーにとっても最後の決戦となる。2年連続の全国選手権を目指す大分高校サッカー部の3年生マネージャー2人に大会への意気込みを聞いた。
川野未羽(3年) 判田中学校出身、スポーツ歴は陸上とバレーボール
嶋津真衣(3年) 明野中学校出身、スポーツ歴は陸上
Q:間もなく全国選手権の県予選が始まります。チームの雰囲気はいかがですか?
川野 まだ昨年みたいな「絶対勝てる!」という感じはないですが、大会までの練習で立て直してくれると思います。
嶋津 内に秘めたものは感じます。でも、みんなの目標は全国選手権でどれだけ勝つか。県予選を簡単に考えているわけではないけど、まだまだ先は長い。これからだと思います。
Q:2人は全国選手権、全国高校総体(インターハイ)も経験していますよね。
嶋津 昨年の全国選手権とインターハイでベンチに入らせてもらいましたが、やはり選手権は別。それは選手も知っているから今年も優勝したいと誰もが思っている。最後の大会に懸ける思いの強さを感じます。
川野 私は昨年の全国選手権はベンチに入っていないので、今年は絶対に行きたい。選手から「選手権に連れて行ってやるから心配するな」と言われ泣きそうになりました。普段はチャラチャラしてるけど、やるときはやる人たちばかり。できる限りのサポートをしたいと思います。
全国選手権出場を願う川野未羽(左)、嶋津真衣
Q:全国選手権に出場するために必要なことは?
嶋津 一体感!
川野 負ける要素はない。いつも通りのプレーをしてくれればいいなと思います。そのために毎年恒例のフェルトのお守りを作っています。
嶋津 県予選まで間に合うように頑張ります!
Q:そもそもマネージャーになったきっかけは?
川野 もともとJリーグが好きで大分トリニータやセレッソ大阪の試合をよく観に行っていました。スポーツをするのも好きだったんですが、持病があり中学までやっていたバレーができなくなったときに、好きなサッカーを日常にしたいと思いマネージャーになりました。
嶋津 中学の頃から憧れがありましたが、実際にマネージャーになってからは大変でした。人見知りなのですんなり選手の輪に入るのに時間がかかったし、選手はわがままだし(笑)。忍耐力がつきました。
Q:マネージャーを経験して良かったことは?
川野 サッカーを毎日見られる。選手とケンカもするけどコミュニケーションは楽しい。
嶋津 全国大会に連れて行ってもらえたこと。感謝しかないです。
Q:では、最後に選手にメッセージをお願いします。
川野 悔いの残らない試合をしてほしい。そのためには負けるわけにはいかない。全国選手権大会で勝って終わってほしいです。
嶋津 けがをせず3年間の集大成として3年生の力を見せてほしい。全国選手権大会に行けると信じています!
選手を全力でサポートする
(柚野真也)
地区を選択
学校名を選択