OITA SPORTS

7/2 WED 2025

supported by

明日香国際ブライダル&ホテル観光専門学校

その他

トリニータ 伊佐耕平インタビュー「自分たちのサッカーはシーズン当初から変わらず」

トリニータ 伊佐耕平インタビュー「自分たちのサッカーはシーズン当初から変わらず」

 大分トリニータは28日、大分市営陸上競技場でジュビロ磐田と対戦する。FW 伊佐耕平にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は27日付朝刊に掲載)

 

 左膝軟骨損傷で長期離脱していた伊佐耕平。8月末のアウェー松本山雅戦で約半年ぶりに復帰し、2戦目の湘南戦ではJ1初スタメンで1ゴール1アシストの活躍を見せた。リハビリ中、食事の面で献身的にサポートしてくれた5月に結婚したばかりの愛妻に得点を、勝利をプレゼントでき喜んでもらえたことがとても良かったと振り返る。残り8試合、さらなる高みへ。

 

 

―3月にけがをして半年、復帰2戦目にしてチームの勝利に貢献しました。試合勘は取り戻せるものですか?

人それぞれだと思いますが、僕は半年ぐらいであれば大丈夫でした。

 

 

―高3の時、前十字靭帯断裂と半月板損傷という大けがを負い、2年ほど試合に絡めない時期がありましたが、その時と比べて短いという意味ですか?

僕はあんまり(期間は)気にならないですね、基本ポジティブなんで。

 

 

―座右の銘の「人生は常に今から」に通じますね。いい言葉だと思います。

ありがとうございます。

 

 

―サポーターたちも活躍を喜んでいました。アップ中から(伊佐選手の)チャントが歌われていましたが耳には届いていましたか。

もちろん聞こえていたし、期待してくれてるんだなあ、と思っていました。

 

 

―シーズン序盤は着実に勝ち点を積み重ねていましたが、直近の6試合は勝利から遠ざかっていました。「自分が出たら引いた相手をこう崩したい」といった思いはありましたか?

そうですね。でも僕たちのやっているサッカーはシーズン当初から変わってなくて、相手チームがシーズン終盤になり、やっと形が整ってきたという感じで見ていて、そのことは予想していました。むしろ最初(の快進撃)は出来過ぎていた感がありました。でもまあ、勝ってはなかったですが、そんなに負けてもなかったですし、選手たちも気にしていませんでした。

 

 

―ところで、あまり野菜を食べないとのことでしたが、今は?

去年くらいから徐々に食べるようになり、今は何でも食べています。リハビリ中に体を4㌔絞りました。

 

 

―広島との天皇杯はPK戦の末、勝利しベスト8に入りました。サポーターたちは「元日に新国立競技場(=決勝戦)に行けるんじゃないか」と期待していますが、ちょっと気が早いでしょうか。

そうですね。まだ格上の強い相手と戦っていないので分からないですけど、ここまで来たら、どのチームも上を狙ってきますからね。今度の対戦相手は戦いたかった神戸なので、ぜひまた勝って、(新国立に)行きたいです。

 

 

―磐田戦に向けての意気込みを。

 大分市営陸上競技場はドームとはまた違った雰囲気でプレーもやりやすかったです。前節や天皇杯で勝った勢いのまま磐田戦でも勝利し、少しでも上(の順位)に行きたいと思っています。応援よろしくお願いします。

 

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=