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全九州体育大会 フェンシング 地元開催で県勢が好成績を残す

全九州体育大会 フェンシング 地元開催で県勢が好成績を残す

 全九州高校体育大会のフェンシング競技が、大分市の昭和電工武道スポーツセンターであった。6日に個人対抗、7日に学校対抗があり、地元開催に燃える県勢が好結果を残した。

 個人対抗では、女子個人フルーレ、同エペに出場した森陽奈子(大分豊府2年)が2種目で優勝。男子個人エペでは、小田翔一朗(別府翔青3年)が優勝した。

 

 学校対抗では、女子団体フルーレに出場した別府翔青が、1回戦、準決勝をそれぞれ5-1で快勝。決勝では鹿児島南に接戦の末に惜敗し、準優勝となった。キャプテンの幸野来美(別府翔青3年)は、「毎試合、『自分が全勝しなければチームは勝てない』という気持ちを持って試合に臨んでいる。準決勝までは自分の役割を果たしてチームに貢献できたと思うが、決勝戦で負けてしまった。ミスも多く、チャンスをつかみきれない場面も多かった。全体的な内容には納得できていない。インターハイ(全国高校総体)では少しでもミスを減らして、全力で相手にぶつかり、悔いのない試合をしたい」と活躍を誓った。

 

団体準優勝に導いた幸野来美(右)

 

 男子団体フルーレでは別府翔青が1回戦を突破したが、準決勝、3位決定戦で破れ、4位となった。キャプテンの小田は「個人での好成績は狙っていなかったので、今回個人エペで優勝できたことは自分でも驚いている。プレッシャーを感じていなかった分、リラックスして試合に臨むことができ、結果につながったんだと思う。強豪が多い九州大会で全力プレーができ、学校対抗戦でもチームメートがそれぞれ良さを出してくれたことが、インターハイへのモチベーションになった。全国でも自分たちの武器であるチームワークを大切にしながら、ベストを尽くしたい」と振り返った。

 

個人エペで優勝した小田翔一朗(左から2番目)

 

(黒木ゆか)