国スポ 期待高まるチーム大分 今年も千点以上目指す 【大分県】
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トリニータ 野嶽惇也インタビュー「アシストやゴールをどん欲に狙っていきたい」
大分トリニータは5月21日、レゾナックドーム大分でV・ファーレン長崎と対戦する。MF野嶽惇也にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は5月20日付本紙に掲載)
今季、サイドアタッカーからボランチに移ってスタメンに定着し、堅実なプレーでチームをリードする野嶽惇也選手。2021年の夏、J3鹿児島から移籍した「苦労人」は〝向上心の塊〟でもある。
―今までボランチの経験は?
ないです。鹿児島に入団したときはFWでした。昨季から、けがをした選手の代わりにいろいろなポジションを経験して「自分に合っているのは、どのポジションかな」と考えていました。ボランチは自分の良さがより生かせるかな、と思っています。
―ボランチの魅力は?
攻撃と守備をつなぐ非常に大事なポジション。相手がどこから攻めてくるか、常に意識しています。こちらの戦術を研究してくる他チームへの対抗策として、攻撃の時は縦に並び、アンカー(中盤の底)にケンシン(保田堅心選手)を置いて、僕がトップ下まで上がれるようにしました。もし僕がボールを奪われたとしても、ピンチに陥ることはないと思っています。
―金沢戦での移籍後初ゴール、おめでとうございます。
5年ぶりらしいです(笑)。点が取れたことは、自分にとっても大きかったです。トップ下にいることがあるのだったらゴールしなきゃ、って思っていました。これからも (トップの)伊佐君を孤立させないようにして、アシストやゴールをどん欲に狙っていきたいです。あと、目の前の相手には、絶対に走り勝ちしたいです。
―先日、練習場で行った初のファンサービスの感想は?
サポーターやスポンサーなど応援してくれる方たちがいるからこそ、僕らの存在意義があると思っています。練習場にはいつも、たくさんの方々に来てもらっているので、感謝の気持ちを直接伝えることができて良かったです。ホームでもアウェーでも多くのサポーターが駆け付け、歌で励ましてくれて心強いです。九州ダービーは、万全のコンディションで勝てるよう頑張ります。
(小野郁)