
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
小学6年生にとって最後の公式大会となるOFA県U-12サッカー大会。県内の36チームが参加し、1月から始まった1次、2次リーグを勝ち抜いた4チームがトーナメントで頂点を目指した。決勝戦は12日、レゾナックサッカー・ラグビー場Aで行われ、スマイス・セレソンがカティオーラフットボールクラブU-12に2-0で勝利し、優勝した。
個性的な選手がそろうスマイス・セレソン。決勝戦を前に、リシャルドソン監督は「それぞれのストロングを出して本気で楽しもう」と話し、選手をピッチに送り出した。緊張がほぐれた選手たちは序盤から動きが良く、前半1分の市野琉太(6年)のシュートを皮切りに、相手ゴールに迫った。
個性とチームワークが融合した
スルーパスを得意とするキャプテンの中嶌大喜、小柄だがドリブルが得意な橋本錦空、前線でボールをキープできる佐藤睦翔ら6年生がそれぞれの特徴を存分に発揮した。前半の終了間際にCKから佐々木琉衣(6年)が頭で合わせて先制すると、後半は自陣で守備ブロックを築き、カウンターから追加点を狙った。リシャルドソン監督は「相手を見ながら試合ができた」と選手の成長に目を細め、後半終了間際に狙い通りの形から追加点を奪って試合を終えた。
中嶌は「みんなの気持ちが一つになり、今までで一番団結できた」と胸を張り、3月の九州大会に向けて「優勝を目指す」とチームの思いを代弁した。先制点を決めた佐々木は「(CKを蹴った)大喜のボールがよかった。みんなのおかげで勝つことができた。九州大会でも得点を決めたい」と喜んだ。
6年生は県内最後の大会を優勝で終えた
(柚野真也)
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