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トリニータ サムエル インタビュー「ベテランも若手も、キャリアに関係なく選手同士が学び、高め合う環境」

トリニータ サムエル インタビュー「ベテランも若手も、キャリアに関係なく選手同士が学び、高め合う環境」

 大分トリニータは8月20日、昭和電工ドーム大分でいわてグルージャ盛岡と対戦する。FWサムエルにインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は8月19日付本紙に掲載)

 

 今季ブラジルから完全移籍した21歳のサムエル選手は、日本語を勉強中。取材では「みぎ、ひだり、ちょっとまて…」と、試合で使う単語を披露してくれた。好きなすしネタは「サーモンとエビ」だそう。

日本の暑さはどうですか。

 ブラジルも暑いけど、湿度がある日本の方がかなり暑いと感じています。水をたくさん飲み、しっかり体を休めてケアするよう心掛けています。

 

ホーム町田戦で2ゴール決めた後、けがでチームを離れました。どんな思いで過ごしていましたか。

 FWの一番の仕事はゴールを決めることだと思っているので、早く復帰してチームを助けたいと考えていました。最近は、対戦相手を想定したゲーム形式の練習やトランジション(切り替え)、クロスボールにフォーカスを当てた練習に力を入れています。求められることは日々違い、練習内容も変わりますが、向上できるよう常に努力しています。

 

練習での収穫はありますか。  

 新しい発見や学びがあります。ベテランも若手も、キャリアに関係なく選手同士が学び、高め合う環境が素晴らしいと思います。おかげで多くの気付きがあります。チーム全体が成長していることを実感します。

理想のゴールシーンをイメージしていますか。

 それはありません。ボールが回ってきたときの状況に合わせて、ヘディングか脚か、右か左か、ベストな選択をしてゴールを狙っています。

 

野村直輝選手と仲が良いですね。

 彼はポルトガル語を少し話せて「波長が合う」ので、一緒にいて心地良いです。いつも気に掛けて話をしてくれます。この関係はピッチで絶対生きてくると思います。新しいゴールへのパフォーマンスに期待してください。

 

次戦に向けて意気込みをお願いします。  

 エネルギーあふれるサポーターたちが見守る、大きくて魅力的なスタジアムのピッチでゴールを決め、勝利の喜びを分かち合えるよう頑張ります。

 

(小野郁)