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全国へ発信!自由な発想力を武器に躍進する日本文理大学付属高校ユーチュー部

全国へ発信!自由な発想力を武器に躍進する日本文理大学付属高校ユーチュー部

 年々部員が増え、2年前から同好会から部活動となった日本文理大学付属高校のユーチュー部。制作する動画は日々の学校行事にも生かされることが多く、部活紹介や授業の様子を動画にする他、季節ごとのイベントはライブ配信するなどその活躍は多岐にわたる。

 生徒はもちろん保護者からの評価も高く、学校公式チャンネル「NBU tube」の登録者数は、同好会の設立当初の目標であった1000人が目前に迫る。

 

 日々の活動が実を結び、今年開催された「第3回YouTube甲子園2022春」では銀賞を受賞した。テーマとなった「『FIRE』―発する―」を題材に、学校の魅力を伝えることをコンセプトに、校内を散歩しながら生徒たちの声を拾い、動きのある空気感を伝えたことが評価された。

 

YouTube甲子園では銀賞を取った

 

 ユーチュー部の設立に関わった、部長の亀井彪斗(3年)は、「キレイな校舎や先生と生徒の距離が近いこと、先輩と後輩の仲の良さがこの学校の魅力。その雰囲気をどうすれば、より伝えられるかを工夫した」と大会を振り返り、今後は自分の持つ技術を後輩に伝え、他の部活動よりもっと規模の大きい部にしていきたいと意気込む。

 

 次の目標は「YouTube甲子園」夏大会での金賞。「テーマは『コラボ』。企画内容を考えるのが一番大変で、ギリギリまで悩むので、今回は少し余裕を持って取り組みたい。他の部活と兼任している部員も多いので集まるのは大変だが、みんなで意見を出して考えていきたい」と亀井。どこまでも自由で、あふれ出る発想力は尽きない。独創性や表現力に磨きをかけ、創作活動に励む。

 

企画から全てを担当する3年生

 

 

(塩月なつみ)