
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
嶋津翔太(3年)
ポジション:MF
身長・体重:170cm・60kg
前所属チーム:大分中学校
開催中の第96回全国高等学校サッカー選手権大会大分県大会(選手権県予選)で、優勝候補の一角と目される大分高校をけん引するのが、キャプテンの嶋津翔太だ。
1年から強豪校で先発の座を射止め、選手権に2度出場。最終学年となり、これまで以上に勝利に対する意欲をみなぎらせるエースは、さらなる進化を遂げようとしている。
Q:高校最後の公式戦が始まりました。今の心境は?
A:大会3連覇が懸かった大会です。今年は県高校総体では優勝できなかったので、どんな相手がきても優勝したいです。僕自身、これまで2度選手権には出場していますが、先輩たちに連れて行ってもらったという認識です。良い経験をさせてもらったので、それを受け継いで今年は自分がチームを勝たせられるようなプレーをしたいです。
Q:昨年のチームと今年のチームの違いは?
A:昨年は攻守に核となる選手がいましたが、今年は全員の力を合わせて勝つチームです。僕は前線のポジションにいるので点を取ってチームを楽にさせたい。理想は全員が少ないタッチのパスでつないでのゴールですが、それがダメなら得意のドリブルで局面を打開して、強引にでも点を取りたい。攻撃は任せられている部分が大きいので、その期待に応えたいです。
Q:対戦相手は嶋津選手を抑え込もうと厳しくマークにつくことが予想されますが。
A:僕にマークが集中すれば他の選手が空くことになる。みんなレベルが高いので、やってくれると思います。
Q:今年は得点源としての活躍が期待されますが、キャプテンとしての役割も増えました。プレッシャーは?
A:プレッシャーは感じないようにしています。ただ、僕がキャプテンの時に連覇が途切れるようなことは絶対に嫌です。僕らの代は全国を経験していない選手が多いので、最後のチャンスを逃したくないです。
Q:県高校総体では準決勝で敗退しましたが敗因は?
A:点が取れなかった。決定機はあったんですが、決定力が足りなかった。失点も多かったし、あの大会は悔しさしかないです。この大会で雪辱を晴らしたい。気合いはめっちゃ入っています。
Q:4バックから3バックにフォーメーションが変わりました。どうですか?
A:守備でやるべきことがはっきりしたので失点が少なくなりました。先制されると相手が引いて守ってくるので、試合展開が厳しくなっていました。そこが改善されたことで勝てるようになったと思います。
Q:では、今大会に向けた意気込みをお願いします。
A:チーム力はどこも同じようなもの。最後は気持ち。勝ちたい気持ちが強いチームが勝つ。順当に行けば中津東戦がヤマ場となると思っています。勝てば一気に優勝に近づく。声を出してチームをまとめるタイプではないので、プレーでグイグイとチームを引っ張りたい。OFAリーグ戦では4試合連続で得点している。個人的には昨年のこの大会で得点王になったテルくん(山本光彦・大分高校卒)が7点取ったので、ふた桁取って大暴れしたい。僕のプレーを見とけ、とでも書いて下さい(笑)。
初戦の中津北戦で先制ゴールを挙げ、好調を維持している
(柚野真也)
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