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トリニータ 藤本一輝インタビュー「シュートとパスの精度を上げて、ゴールにつなげる」

トリニータ 藤本一輝インタビュー「シュートとパスの精度を上げて、ゴールにつなげる」

大分トリニータは7月2日、昭和電工ドーム大分でジェフユナイテッド千葉と対戦する。FW藤本一輝選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は7月1日付本紙に掲載)

 2020年、特別指定選手としてデビューした藤本一輝選手。昨年のルヴァン杯で初の先発と得点を経験し、今季は第13節千葉戦でリーグ戦初ゴールを決めた。「自動昇格圏に食い込みたい」と固く誓う。

 

クラブハウスで「温冷交代浴」をされているそうですね。

 お湯と氷水に交互に入って血液の循環をよくしています。寒いときは練習前にお湯に入って筋肉をほぐすようにしています。

 

前半戦は出番が巡って来ない時もありました。自分をどうやって奮い立たせていましたか。

 下を向いた時もありましたが、一方で「やらなきゃいけない」という気持ちもありました。毎日、オカさん(岡山一成コーチ)が「やり続けてチャンスを待つしかないから」と声を掛けてくれてモチベーションを維持できました。そのおかげでチャンスの場面に出られるようになり、徐々にスタメンやサブで(試合に)絡めるようになりました。

これまでも多くの人に支えられてきたのでしょうね。

 小学生の時、地区内に背が高くてすごい選手がいたんです。その時、監督から「お前のほうが絶対うまい」みたいに言われたのを覚えています。「絶対に上に行くんだ!こんなところで止まっていられないんだ!」という感じで声を掛けてくれたと理解し、頑張りました。

 

試合前に心掛けていることはありますか。

 自宅では、部屋に掃除機をかけてきれいにします。アウェーだったら、ホテルのベッドシーツをビシッと整えたり…。きれいにしてすっきりした気持ちで試合に臨むほうがいいかな、と思っています。

 

チャンスを得点につなげるために何が必要だと考えていますか。

 最後の質の部分ですね。シュートはもちろんパスもそうですが、精度を上げることが必要だと思います。選手一人一人がアイデアを出して、相手の意表を突いて裏を取れればゴールにつながると思います。

 

(小野郁)