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県高校総体前特集 バレーボール女子(6) 注目選手のライバルを紹介

県高校総体前特集 バレーボール女子(6) 注目選手のライバルを紹介

 今週末から始まるバレーボールの県高校総体。高校バレーボールの3大大会の一つ、全国高校総体(インターハイ)の出場権を手にするのは、果たしてどのチームなのか。

 今回は女子のシード校の注目選手を紹介するとともに、彼女らの気になる選手を聞いた。

 

 

ミドルブロッカー 藤本彩桜(国東3年、上野ケ丘中学出身)

 パンチ力とコースを狙えるスパイクが持ち味。打数は決して多くはないが確実にポイントを稼ぎ、得点源となっている。最近は相手ブロックを見てワンタッチで得点できるようになりプレーの幅が広がった。「試合を重ねるごとに成長できている実感がある」と手応えを感じ、県高校総体に臨む。

 

気になる選手

飯山エミリ(東九州龍谷3年)

 同じ学年だからこそ意識する。スパイク決定率の高さ、ブロックの高さ、全てがトップレベル。エミリを止めるのは難しいことだけど、そこを抑えない限り私たちの優勝はない。前回対戦した時より勝負できる場面が増えたと思う。対戦が楽しみ。

 

 

 

ミドルブロッカー 岡田花奈(臼杵3年、津久見第一中学出身)

 身長163cmはミドルブロッカーとしては決して高くはないが、跳躍力がある。コツコツと一生懸命に練習に励んだ成果で、粘り強いブロックと連続スパイクが打てるようになった。県高校総体に向けて、「コンビネーションのズレを修正して、攻める姿勢を忘れずに相手の動きに対応したい」と力強く語った。

 

気になる選手は?

河野志舞(国東3年)

 身長は自分とほとんど変わらないが、技術が高い。小学生の頃から対戦し、うまい選手だと思っていた。4月の九総予選(全九州バレーボール総合選手権大会大分県予選)では負けたけど、次に対戦したらバチッとブロックで止めたい。

 

 

 

アウトサイドヒッター 亀井来渚 (大分西3年、明野中学出身)

 チームのムードメーカーは、一生懸命に全力プレーでチームを鼓舞する。神田英臣監督は「苦しい場面で頼りになる選手」と信頼を寄せる。左足首のけがで出遅れたが、「どのポジションで出ても気持ちの入ったプレーをするだけ。高校最後の大会になると思うので悔いのないプレーをしたい」と意気込みを語った。

 

気になる選手は?

林友絵と柚木崎寧々(臼杵3年)

 林は中学のクラブチーム「別府ヤング」のキャプテンで、私が副キャプテンだった。レシーブがうまく、頼りになる選手だった。柚木崎はジュニアの頃からのライバルだったので負けたくない思いは他の選手よりも格段に強い。

 

 

(柚野真也)