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県高校総体前特集 バスケットボール女子(5) 注目選手のライバルを紹介

県高校総体前特集 バスケットボール女子(5) 注目選手のライバルを紹介

 29日から始まるバスケットボールの県高校総体の組み合わせが決まった。近年の大会と同様に、シード校の顔ぶれに変わりはないが、最後に全国高校総体(インターハイ)の出場権を手にするのは、果たしてどのチームなのか。

 今回は女子の注目選手を紹介するとともに、彼女らの気になる選手を聞いた。

 

 

パワーフォワード 緒方梨乃(大分2年、大分中学出身)

 味方のメンバーや戦況によってポジションを変え、アグレッシブに攻撃するスコアラー。2年生だが物おじすることなく我が道を行くスタイルに対し、楠本哲二監督は「ヤンチャ娘で困っている」と言うが、その表情は柔和で、「小さくまとまらないでほしい」と願う。今大会の得点王に最も近い選手。

 

気になる選手は?

正成沙絵(大分商業3年)

 中学校の頃からマッチアップしていた。背が高くて、得点能力も高い選手。お互い勝ち上がって決勝リーグにならないと対戦できないけど、対戦したら点を取りまくって、圧倒したい。沙絵ちゃん超えします!

 

 

 

ポイントガード 峯佳乃子(中津北3年、福岡・吉富中学出身)

 

 チームの精神的支柱であり、抜群のリーターシップで味方を引っ張るキャプテン。心は熱く、プレーは冷静。常にコート全体を見渡し、勝つために最善のプレーを選択できる。新チームになってからの公式戦では、徐々に中津北らしい守備に手応えを感じており、県総体は「優勝しかない」と力強く語った。

 

気になる選手は?

梶西未知(大分3年)

 高校まで対戦したことはなかったが、1年の頃からずっと試合に出ていて、すぐにうまい選手だと分かった。大分高校のカギを握る選手なので、彼女を抑えることができれば勝てるチャンスは増える。その仕事を自分がしたい。

 

 

 

ポイントガード 山部伶歩(明豊3年、福岡・折尾中学出身)

 昨年の県高校総体では、3年生を支えながら優勝に大きく貢献。ルーズボールやリバウンドなどの球際の強さ、身体を張った守備と、さまざまなプレーを器用にこなすオールラウンダー。インターハイでは「体格や技術などで差を感じたが、あの舞台でプレーできたことが自信になっている」と選手として大きく成長した。日頃からチームメートに目を配り、「楽しくバスケができるチームでありたい」と、キャプテンとしての責任感も強い。

 

気になる選手

梶西未知(大分3年)

 試合ではマッチアップすることが多く、視野の広さや判断力に圧倒される。彼女のスピードについていけないことも多かった。もっとディフェンス力を上げないと勝てない。経験値は違うけど、ディフェンスで彼女の動きを止めて勝ちたい。

 

 

(黒木ゆか)