OITA SPORTS

7/1 TUE 2025

supported by

カーウェル

カルチャー カルチャー

全国選手権出場を目指す日本文理大学付属高校eスポーツクラブ

全国選手権出場を目指す日本文理大学付属高校eスポーツクラブ

 2018年に愛好会として立ち上げ、徐々に所属人数を増やしている日本文理大学付属高校eスポーツクラブ。現在は3年生3人、2年生7人が「ゲームが好きだから」「高校入学を機に新しいことに挑戦したい」「オープンスクールでeスポーツを知り、入部したいために受験した」などさまざまな理由で集まった。

 

 全国的に盛り上がりをみせるeスポーツの大会は、幅広い年代のゲーマーが参加できることでも人気を集めている。オンライン開催が行われる大会も多く、全国どこからでも出場できることが魅力。同クラブは、平日の2時間で、全国選手権に出場を目指して練習する。競技種目は「リーグ・オブ・レジェンド」や「ロケットリーグ」、「フォートナイト」があり、大会前はメンバーで集まり、フォーメーションの組み方などを話し合う。

 

平日は2時間練習する

 

 部長の平川巧(3年)は、「最初は配置が違うキーボードの操作に慣れるのが大変だった。これまで1人でゲームをすることが多かったけど、チームとして対戦したり、大会が近づくと作戦会議をしたりすることが楽しい」と話す。徐々に磨きをかけていく連係プレー、そして勝利を目指す姿はスポーツと同じ熱量がある。

 

 今後は公式大会に向けて、大会の対戦動画を集めて研究し、オンラインを使った交流で他校との対戦で実戦経験を積む。また、プロの技術指導も定期的に受けており、各自の実力をつけることが当面の目標となる。平川は「大会に出て結果を残すことでクラブの存在価値を高め、機材などをそろえたい」と意気込む。

 

 

目標は全国選手権での勝利

 

 

(柚野真也)