
【指導者の肖像〜高校スポーツを支える魂〜】 信じる力が未来を変えていく 柳ケ浦高校バスケットボール部監督・中村誠(前編)
バスケ
高校スポーツの冬の全国大会県予選が終わった。各競技で数々のドラマがあり、心を揺さぶる魂のこもった言葉があった。今回は全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)県予選編。
大分 楠本哲二監督
これまで横断幕には「奇跡を起こせ」と書かれていたが、悲願の全国大会出場を決めて、「これからは奇跡ではなく、伝統校となる歴史を築く」と話した。
明豊 杉山真裕実監督
今夏の全国高校総体出場に続き、ウインターカップ出場を目指したが決勝で敗れた。試合中は叱咤(しった)したが、試合後は選手にねぎらいの言葉を掛けた。
別府溝部学園 末宗直柔監督
この2年間優勝を阻まれたライバルの柳ケ浦と対戦できずに優勝が決まったが、「柳ケ浦に追いつけ、追い越せの気持ちで力を付けてきた」と明かした。王者を奪還し、ウインターカップでは、(準々決勝から使用される)メーンコートを目指す。
大分上野丘 今村泰三監督
6月の県高校総体で引退する3年生が多い中、3回目の夏を超えて大会に出場する3年生に掛けた一言。下級生には「1、2年生はこれからがスタート。3年生の思いを受け継いでほしい。そして、3年生がベストを尽くせるようにサポートすること」と話した。
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