県高校新人大会 バレーボール女子 勝って戒め 東九州龍谷が43連覇 【大分県】
バレー
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大分県高校新人バレーボール大会
1月25日 大分南高校体育館
男子決勝
大分南2(25ー19、25ー15)0鶴崎工業
県高校新人バレーボール大会の男子は波乱の展開となった。準々決勝でベスト4が定位置だった別府鶴見丘が竹田に敗退。さらに準決勝では鶴崎工業が優勝候補の大分工業を下し、決勝へ駒を進めた。そんな中、期待を裏切らない戦いぶりを見せたのが大分南だった。春の高校バレー出場直後で調整が難しい時期だったが、大会を通して1セットも落とすことなく、3年連続6回目の優勝を飾った。
第1セット序盤は一進一退。リズムをつかみ切れない大分南に対し、勢いに乗る鶴崎工業が粘り強いプレーで食らいつき、拮抗した展開が続いた。だが中盤以降は、地力と経験で勝る大分南が流れを引き寄せる。キャプテンの嵯峨史都(2年)が軸として攻撃をけん引し、セッターの仲本路惟(同)も丁寧な配球で攻撃の幅を確保。さらに、リベロの大久保希音(同)の安定したレシーブが攻撃の起点となり、守備からもリズムを整えた。

経験値の高い2年生はもちろん、1年生の活躍も光った。中でも柿原茂徳監督が評価したのがミドルブロッカーの白川優生。春の高校バレーの大舞台を経て、ジャンプ力だけでなくブロックのワンタッチや駆け引きなど細部の精度が上がり、要所で存在感を示した。
第2セットに入ると、大分南が完全に主導権を掌握。コンビネーションを絡めた連続得点や相手のミスも誘う巧みな揺さぶりで点差を広げ、ストレート勝ちを決めた。
試合後、嵯峨は「今年は高さがない分、レシーブを返して、コンビで攻め切るのが自分たちのスタイル。序盤は緊張もあって思うように力が出せなかったが、課題ははっきりした。自分と対角を組む森山(鉄平)など1年生も伸びているので、課題を修正して次につなげたい」と振り返った。

キャプテンとして目指すのは「試合中も笑顔を忘れず、見ている人に面白いと思ってもらえるバレー」。技術や戦術はもちろん、苦しい場面でも表情を崩さず、気持ちの面で相手を上回ることこそが、真の強さだという。
今年のチームは昨年に比べサイズ感こそ落ちるが、その分「拾ってつないで、コンビで崩す」スタイルを武器に、勝負どころで崩れない強さを備えたチームへと進化しようとしている。
県内の序列は今年も大分南が最上位にいるが、鶴崎工業や竹田の台頭が示す通り、勢力図は変化の兆しを見せている。新チームの現在地が見えた今大会。ここから夏の県高校総体、そして全国へ向けた競争が本格化する。
(甲斐理恵)
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