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県高校新人大会 バスケットボール男子 超攻撃スタイルで柳ケ浦が3連覇 【大分県】

県高校新人大会 バスケットボール男子 超攻撃スタイルで柳ケ浦が3連覇 【大分県】

大分県高校新人バスケットボール大会
1月12日 三和酒類スポーツセンター
男子決勝
柳ケ浦103(20―17、27―16、25―15、31―22)70別府溝部学園

 終わってみれば、柳ケ浦の圧勝だった。バスケットボール男子の県高校新人大会決勝。柳ケ浦は宿敵・別府溝部学園を103―70で退け、3連覇を達成した。5試合すべてで100点ゲーム。数字が示す通り、新チームはこれまでとは明らかに異なる輪郭をまとっている。

県内無敗記録を更新する柳ケ浦

 全国高校選手権(ウインターカップ)を終え、年明けから本格始動。準備期間はわずかだった。それでも、コートに立った選手に迷いはなかった。第1クオーターこそ相手の粘りに手を焼いたが、次第に流れをつかんでいく。攻守の切り替えが速く、ボールが止まらない。走る、シュートを打つ、決める。その連続が、試合の流れを一気に引き寄せた。

 大黒柱は、207センチの留学生のファデラ・ママドゥ(2年)だ。ゴール下での存在感は圧倒的で、インサイドを軸に得点を重ねる。しかし、この日の主役はそれだけではない。1年生が躍動した。スピードを生かしてボールを前へ運び、トランジションゲームに持ち込む。速攻が決まり、外角シュートも沈む。主力の2年生に負傷者を抱えながらも、誰が出ても攻撃力が落ちない。その層の厚さと爆発力が、試合を決定づけた。

 中村誠監督は試合後、「今年は『超攻撃バスケ』をやろうと決めた」と語った。全国の舞台で、守るだけでは勝てないと痛感したからだ。「守備で踏ん張れても、点が取れなければ勝てない。今年は100点を取るチームになりたい」。その言葉通り、チームは攻撃を前面に押し出した。

 決勝で象徴的だったのは、ミドルシュートを次々と沈めた桃宇航大(1年)の活躍だ。まだ粗さはあるが、思い切りの良さと技術の高さは魅力十分。中村監督は「感性のある選手が多い。そこを生かしながら、約束事を徹底したチームをつくりたい」と先を見据える。今大会に出場できなかったエース候補・古閑蓮(2年)の3点シュートが加われば、攻撃の幅はさらに広がるだろう。

二桁得点を決めた桃宇

 昨年のチームに比べるとサイズは落ちるが、機動力は上がる。走って、点を取る。新たな方向性を明確に打ち出し、幸先の良いスタートを切った。「今年は面白い」。中村監督の言葉に偽りはない。超攻撃的に生まれ変わったチームが、この先どこまで進化するのか。2月の九州大会への期待は、自然と高まっていく。


(柚野真也)

大会結果