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今年も九州内外の強豪チームが集結 HIヒロセプレミアムカップ

今年も九州内外の強豪チームが集結 HIヒロセプレミアムカップ

 小学生年代のサッカーレベルの向上を目的に、九州内外から強豪チームを募った「HIヒロセプレミアムカップU-12サッカー大会」が29日、別府市の実相寺サッカー競技場で開幕した。今回で5回目となる同大会にはMSSやヴェルスパ大分などの県内のクラブチームをはじめ、福岡、熊本、山口、愛知から16チームが参加した。

 初日は4グループに分かれて予選リーグを行い、30日から各予選グループの上位2チームによるノックアウト方式のトーナメント戦が行われる。

 

 主催者を代表して株式会社ホームインプルーブメントひろせの工藤良太スーパーホームセンター別府店長が、「この大会を経験した選手からJリーグや日本代表で活躍できる選手が出てきてほしい」とあいさつし、開会式終了後は熱戦が繰り広げられた。

 昨年優勝したカティオーラFCの司城大輝キャプテン(松岡小6年)は、「仲間と最後まで諦めずにプレーして優勝したい。点を取ってチームを盛り上げたい」と活躍を誓った。

 

開会式で選手宣誓した司城大輝くん

 

 大会をサポートするサッカー元日本代表の増田忠俊さん(MSS代表)は、「九州近郊、そして愛知から力のあるチームが参加するようになった。将来的には海外のチームを呼んで、小学生年代から世界を意識し、日本だけでなく世界に羽ばたく選手を輩出する大会にしたい」と話し、選手には「力が拮抗したレベルの相手と試合をすることで、一瞬のプレーが勝負を分けることを肌で感じてほしい。そして、この大会で得た経験を今後に生かしてほしい」と続けた。大会は31日まで行われる。

 

「世界に羽ばたく選手を輩出する大会にしたい」と語った増田忠俊さん

 

(柚野真也)

大会結果