夏の甲子園予選特集 優勝候補筆頭の明豊、目標の高さ、意識の高さがレベルを引き上げる

2018/06/30
  • 甲子園

 100回目を迎える夏の甲子園。この記念すべき舞台を目指し7月7日に大分県予選が始まる。頭一つ抜けた明豊が連覇を達成するのか、それともライバルが包囲網を築き行く手を阻むのか。優勝候補に名が挙がるシード4校を紹介する。第1回は本命の明豊高校。

 

 ストップ・ザ・明豊-。どのライバル校の監督、選手に聞いても、「明豊を倒さなければ甲子園はない」という言葉が返ってくるほど、飛び抜けた存在になりつつある。昨夏の全国高校野球選手権大会でベスト8に入り、新チームになってからは春の九州地区大会で準優勝するなど、県外の強豪校と肩を並べるチームとなった。

 

 川崎絢平監督は「(過去の実績は)終わったことなので関係ない。いい経験をしたことは確かだが、積み上げたことを生かさなければ意味がない」と過去の栄光にとらわれることなく前を向く。「甲子園で勝つことが目標。昨年よりいい成績を残したい」(管大和=3年)。選手も皆、全国舞台に出場することではなく、勝つことを目標としている。この意識の高さがチーム全体のレベルを引き上げている。

 

 チームの中心は昨年の主力でもあったキャプテンの管と浜田太貴(3年)。走攻守の三拍子そろった菅が一番打者としてけん引し、チャンスに強く、長打力のある浜田を3番に据える。この2人に対し川崎監督は「キープレーヤーになることは間違いない。2人がチームを引っ張ってもらわないと困る」と話す一方で、「対戦相手から警戒されているので、2人以外が活躍すれば勝ち上がれる」と中軸を担う野辺優汰(2年)や大平晃也、伊谷幸輝ら3年生の奮起に期待している。

 

 「夏の大会はいつも練習でやってきたことができるチームが勝つ」と川崎監督。初戦となる7月11日の2回戦に向けて万全を期す覚悟だ。「優勝するためには勢いも運も必要だが、やることは変わらない」。指揮官がそう語ったように奇をてらうことなく「自然体」で挑む。

 

全国で勝つことを目標としている

 

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