楊志館高校 確実に得点につなげ、さらなる高みを目指す

2018/04/07
  • 高校野球

監督インタビュー「選手個々が自分なりの武器を備えて夏を迎えたい」

 

 昨年の甲子園予選はベスト16、秋の大会(九州地区高校野球大会県予選)ではベスト8と成績を上げてきていたので、この大会はベスト4を目指していた。選手たちに自信をつけさせ、「次はもっと上を狙わなければいけない」という良い意味でのプレッシャーを与えたかった。

 杵築戦では大きなミスはなかったが、相手投手の失投を得点につなげられなかった。打線については1番の利光(陸空・3年)、3番の岩下(竜馬・3年)、4番の福山(翼・3年)がうまく機能し、下位打線につなげることがカギになる。今後は打撃の精度を上げ、確実に得点につなげられるようにしたい。守備の力量も杵築が一枚上手だったし、杵築投手のキレのある高めのボールがとらえられず、苦手な球を攻略するためにいい宿題をもらえた。攻守ともに細かいところをきちんと修正し、夏にはもっと上を目指せるように努力していきたい。

 今年のチームは本当に野球が好きな選手ばかりで、練習を楽しんでいるからこそ、もっと成長が期待できる。強いチームに勝つために、“主体性”を身につけることを目標に練習を重ねてきた成果が発揮できた。選手個々が自分なりの武器を備えて夏を迎えられるよう指導していきたい。

 

「今年のチームは本当に野球が好きな選手ばかり」と語った萩原監督(左から2番目)

 

(黒木ゆか)

 

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