全国高校野球大分大会 快進撃が止まらない大分上野丘 【大分県】

2024/07/21
  • 高校野球

 コツコツと積み重ねた狙いが花開いたのは八回。秋吉颯(3年)の3塁打で突破口を開き、無死三塁となった場面でも待球作戦を貫徹。4番の成松玲(同)がこの試合三つ目の四球を選び、相手の失策などで逆転する。さらに割石蒼大(同)が中堅に打ち返して2点を追加した。

 

 先発メンバー全員が3年生。新チームになってから初戦負けが続いていたが、最後の夏で2勝目を手にした。松田監督は「上を見ると過信するので、目の前の試合に集中するだけ」と話し、梶原も「第2シードに勝ったことはうれしいが、次も目の前の相手を倒すだけ」と慢心はない。

 

反撃の口火を切った秋吉颯

 

 

(柚野真也)

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