九州高校野球県予選 好敵手との対戦が成長を促した大分舞鶴 【大分県】

2023/10/18
  • 高校野球

第153回九州地区高校野球大会県予選

10月15日 別大興産スタジアム

決勝

大分舞鶴 002 000 000|2

明 豊  100 100 31× |6

 

 悔しい準優勝だったが、確かな成長を感じた試合だった。秋の九州地区大会県予選決勝に進出した大分舞鶴は明豊に2-6で敗れたが、終盤まで互角の戦いを演じた。キャプテンの若杉悠諒(2年)は「落ち着いて野球ができた。技術的な部分は劣ってなかったと思う」と振り返った。

 

 今大会は3週間にわたる長期戦だった。インフルエンザの流行で練習できない時期があり、集中力を持続させることに難しさもあったが、尻上がりに調子を上げた。九州地区大会への出場を決めた準決勝では打線が爆発し14安打12点で快勝し、投げては1年生の秋田康介が好投してエースに名乗りを上げた。河室聖司監督は「打線はいつか当たりが戻ると思っていた。今年のチームは好不調の波があるが、日替わりでヒーローが出る。秋田はコントロールが良くなったし、三浦(祐太朗・2年)も粘れるピッチャーになった」と手応えを口にした。

 

決勝のマウンドに上がった三浦祐太朗

 

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