全国高校野球選手権大分大会 決勝プレビュー 明豊の監督、主将、キープレーヤーにインタビュー 【大分県】

2023/07/25
  • 高校野球

キャプテン 西村元希(3年)

 (準決勝は)苦しい試合だったが、冷静に試合ができた。相手投手の糸永くんはコントロールが良かった。序盤から打ち上げる場面が多かったので、もう一度集中力を高めて、ボールを見極めた。逆転の場面は四球を選んでから始まった。決勝もしっかり狙い球を絞って、つなぐ野球をしたい。

 厳しい試合で勝利し、決勝を迎えることができるのは大きい。あと1勝で甲子園。これまで練習してきたことを信じてやるだけ。個人としては何一つチームの勝利に貢献できていない。春はけがで試合に出ることができず、迷惑もかけた。決勝の大一番ではチャンスで1本打って、チームを盛り上げたい。

 

ピッチャー 森山塁

 (準決勝はチームが8回に逆転し、9回からマウンドに立った)シビレる場面で出番が来た。監督からは、いつでも投げられる準備をしておけと言われていた。マウンドに向かう時は緊張したが、みんなに「お前なら絶対に抑えられる」と言葉を掛けられ勇気をもらった。目の前のバッターに集中し、打てるものなら打ってみろという気持ちで投げた。緊迫した場面で投げることができ、決勝に向けていい経験ができた。

 次もマウンドに立つ準備はできている。ロースコアの展開になるとは思うが、しっかり最少失点に抑えて、試合をつくりたい。「勝負の神様は細部に宿る」。これまで私生活を見つめ直し、野球に取り組んできた。できることは全てやってきた。まずは決勝に勝つことを考えたい。

 

 

 

(柚野真也) 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ