九州地区高校野球大会県予選 決勝は大分舞鶴と藤蔭 【大分県】

2023/04/05
  • 高校野球

 

投打がかみ合い好調の藤蔭

 

 直近の5年で2度、夏の甲子園に出場した藤蔭。夏に強いチームの仕上がりがいい。今大会はノーシードから決勝まで勝ち上がった。「昨年夏の大会を経験したバッテリーを中心にロースコアの試合ができている」と竹下大雅監督。今大会は右の松石、左の泉幸輝(3年)の2枚看板を軸に、失点の少なさが際立つ。

 

 打線も好調で上位から下位まで切れ目なく、全員が強い打球を打てる。準決勝では15安打を放ち、そのうち4番の河津陽和(同)が2安打1打点、5番の堀田夏輝(同)は4安打、5番の松石は2安打4打点と中軸が当たっている。打線は水物といわれるが、竹下監督は「打線は良くなっている。誰かの調子が悪くても、誰かがカバーできる。思い通りにならないときに踏ん張れるようになった」と手応えを感じている。松石は「このままの勢いで夏を乗り越えるためには、優勝するしかない」と投打での活躍を誓った。

 

投打の柱となる松石信八が好投

 

 

(柚野真也)

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