全国高校総体出場校紹介 テニス女子 九州大会で手応えをつかんだ福徳学院が上位を狙う 【大分県】

2023/06/24
  • 高校総体

 県高校総体のテニス女子団体で14連覇を達成した福徳学院。全九州高校体育大会では2回戦で敗れたが、個人ダブルスで長岡咲樹(3年)・辻さくら(2年)ペアが3位となった。曜日崇監督は「団体初戦で宮崎の強豪校に勝つことができた。どこか自信を持てなかった選手たちだが、手応えを感じたと思う。ダブルスでも、第1シードに勝つことができて準決勝に進んだ。力があることを証明した」と振り返った。

 

 今年のチームには昨年のように絶対的なエースはいないが、県高校総体で団体、個人シングルス、同ダブルスで3冠を取った辻が勢いを与えている。3月の全国高校選抜大会まではキャプテンの畑田優奈(3年)に次ぐ2番手の選手だったが、同大会で惨敗した悔しさをバネに「練習から目の色が変わった」(曜日監督)。積極的に仕掛ける攻めのテニスの意識づけを徹底。サーブにストローク、ボレーの課題を、マスの目を塗りつぶすように一つ一つ克服し、従来の攻撃スタイルから「超攻撃スタイル」に変化させた。「強気で打ち切れるようになった。自分からガンガン攻めることができる」と話す辻には充実感が漂う。

 

全国高校総体は3種目に出場する辻さくら

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ