県高校総体前特集 バレーボール女子(5)注目選手のライバルを紹介 高校3冠の実現に向けて存在感が増す飯山エミリ(東九州龍谷3年)

2022/05/29
  • 高校総体

 来月4日から始まるバレーボールの県高校総体。高校バレーボールの3大大会の一つ、全国高校総体(インターハイ)に出場権を手にするのは、果たしてどのチームなのか。

 今回はシード校の選手たちからライバルとして熱視線を浴びている強豪・東龍の飯山エミリ。

 

オポジット 飯山エミリ(鹿児島・吉野東中学出身)

 

 

 高校バレーボールの3大大会(インターハイ、国体、春の高校バレー)で3冠を目指す東九州龍谷(東龍)の絶対的なエースであり、キャプテンとして存在感を発揮するのが飯山エミリだ。184cmの長身を生かし、1年生の頃から全国屈指の強豪校・東龍の先発メンバーとして脚光を浴びたが、指導陣は原石で終わらせないように大事に育てている。

 

 これまで多くの日本代表選手を育てた相原昇監督は、「ポテンシャルは日本代表を狙える逸材であることは間違いない。ただ、昔からスピードやパワー、センスを持った選手を見てきたが、彼女たちが世界で戦うことを考えた場合、個の力で対抗できるかといえば、そんなに簡単なことではない。ならば組織で戦うことが重要で、そのためにはある程度の技術はトータルで身につけさせる必要があった」と、飯山に対しバランスを考え、ある程度の基本技術を教え込んだ。

 

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