夏の主役たちvol.4 陸上男子 課題修正を繰り返し、それぞれのベストを目指す大分雄城台

2021/07/03
  • 高校総体

 陸上男子4種目で全国高校総体(インターハイ)に出場する大分雄城台。昨年の冬から取り組んだ練習が実を結んだ。北九州地区予選会では、やり投げで薬師寺新(2年)が優勝し、砲丸投げで井上康大(3年)、100メートルで山越聖矢(3年)が入賞、400メートルリレーも全国行きの切符をつかんだ。

 

 穴井伸也監督が選手に投げ掛けたのは、「着地点を全国に据え、半年余りでどんなアプローチをするか」。練習メニューに特別なものはないが、それぞれが毎日の練習でテーマを持ちPDCAサイクル(計画・実行・評価・改善の仕組み)を繰り返す。「大事なのはいかに課題を修正できるか」と穴井監督。情熱だけで記録は伸びないとの持論があり、的確な指導でヒントを与えるが、答えは自分で出すように導くのは「陸上は自分だけの感覚に頼る部分が大きいスポーツ」だからだ。

 

全国高校総体に出場する大分雄城台のメンバー

 

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