国体九州ブロック バレーボール少年女子 多くの収穫を得て、国体出場決める 【大分県】

2023/09/02
  • 国体

 東九州龍谷高校(東龍)の単独チームで鹿児島国体の九州ブロック大会に出場したバレーボールの少年女子は、3連勝で代表権を獲得した。今夏の全国高校総体では決勝トーナメント2回戦敗退に終わったが、相原昇監督は「殻を破ることができた。選手は気持ちを前に出すことの大事さを理解できた。失点しないことにこだわっていたが、そこもクリアできた。鹿児島国体、春の高校バレー(全日本高校選手権大会)に向けて、まだまだ伸びしろがある」と手応えを感じずにはいられなかった。

 

 全国高校総体の敗戦後、すぐに大分には戻らなかった。「優勝した下北沢成徳(東京)にあって、東龍にないものは何か」を選手に感じてもらい、日本一になるチームを目に焼き付けるため、決勝戦まで見届けた。練習に取り組む姿勢、チームの一体感、勝利への執着心。「本気で日本一を目指すチームには、技術以外の『無形の力』がある。この力はスランプもないし、チームとして共有できれば大きな力になる」(相原監督)。選手はそれぞれ感じることがあったようだ。全国高校総体後の練習から仲間を鼓舞する声が増え、雰囲気がガラリと変わった。

 

3連勝で代表権を獲得した

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ