国体九州ブロック ホッケー少年男子 決勝で惜敗するも大きな手応えつかむ 【大分県】

2023/08/30
  • 国体

 鹿児島国体の出場を目指したホッケー少年男子だったが、あと一歩及ばなかった。九州ブロック予選は27日から3日間にわたり九重町活きいきランド多目的広場などで行われた。国体開催県の鹿児島を除く九州7県で本大会に出場できるわずか1枠を争った。玖珠美山の単独チームで出場した大分は決勝に進んだが、佐賀に0-1で惜敗した。

 

 初戦の宮崎を3-0、続く準決勝の福岡戦も2-0で勝利して勢いに乗った。幸野弘靖監督は「試合を重ねるごとに動きが良くなった。コンパクトなホッケーを目指し、後ろからパスをつなぐこともできた」と決勝でも力を出し切った選手をたたえた。勝負のポイントとなった守備は、前線からの守備が機能し、佐々木聖夏(3年)を中心に最終局面で体を張った。8月中旬には全国高校総体準優勝の横田(島根)へ強化遠征し、練習試合を重ねた成果の現れだ。「全員の守備意識は高かった」と佐々木。失点は決勝の1点のみだったが、ただゴールが遠かった。

 

最後尾で守備を統率する佐々木聖夏

 

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