国体九州ブロック ラグビー成年男子 組織的な守備が機能、日本一に向けて好発進 【大分県】

2023/08/29
  • 国体

 国体九州ブロックで、ラグビー成年男子は3連勝で鹿児島国体の出場を決めた。首藤三四郎監督は「日本一が目標なので、ここは通過点。結果は出たが、試合内容には満足していない。個人能力の高さで勝ったが、全国上位のチームと対戦するとなればチームの規律が必要。本大会までの残り期間で仕上げたい」と厳しい言葉を並べたのは、本気で日本一を狙っているからだ。

 

 県代表は15人制の九州トップクラブリーグに参加する玖珠クラブと大分クラブのメンバーを主に構成されている。国体は7人制のため、6年ほど前からクラブ活動以外の日に週1回集まって練習してきた。「仕事をしながら、さらにクラブでの練習以外の活動となるので4、5人しか集まらないときもあるが、県代表としての自覚を持っている。モチベーションの高い選手の集まり」と首藤監督。少数精鋭だからこそ、同じベクトルで目標に向かい、コンセプトも共有できる。ただ、決して門戸を狭めているわけではない。「やる気がある人はどんどん練習に参加してほしい。誰にでもチャンスはある」と新たな選手の加入を歓迎する。

 

組織的な守備が機能した

 

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