国体九州ブロック アーチェリー成年女子 格の違いを見せつけ優勝、狙うは日本一 【大分県】

2023/08/22
  • 国体

 国体九州ブロックのアーチェリーで成年女子の大分県代表が格の違いを見せつけた。園田稚(早稲田大3年)が全体トップの665点を記録し、朝久野奈波(近畿大3年)が645点、加藤綾乃(ダイプロ)が643点と個人得点トップ3を独占、団体合計も2位福岡に171点差をつけ1953点で優勝した。

 

 パリ五輪を目指す園田に、日本代表としてアジア大会など国際大会経験のある加藤、そして、伸び盛りの朝久野が加わった県代表は、個々のレベルが突出していた。藤原里美監督は「安心して試合を見ていた。それぞれが力を出した結果」と「完全優勝」に驚きはなかった。所属先が異なる3人は、大会前日に招集され、試合への調整をした。年長者の加藤がまとめ、同じ歳の2人が慕う。「個人競技とはいえ団体で動く。それぞれが協調性を持って、パフォーマンスを発揮できる雰囲気づくりをしてくれた」と加藤。

 

個人トップを記録した園田稚

 

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