3年生、夏物語2023 水球男子 最後の砦として勝利に導く 榧木大輔(大分商業3年) 【大分県】

2023/08/20
  • 国体

 7年ぶりに国体出場を決めた水球少年男子の守護神・榧木大輔は、好セーブを連発した。勝利した瞬間は、歓喜する仲間と抱き合って涙した。榧木は「チーム一丸となって妥協せずに練習してきた。努力が報われたことがうれしい」と歩んできた日々に思いをはせた。

 

 4歳から通った空手、小学4年から始めた陸上、いずれも高校入学を機にやめたのは、水球に没頭するためだった。「中学3年の時に水球の見学に行って、チームスポーツをしたいと思った」(榧木)。泳ぎは体育の授業で習った程度。人並みに泳げるレベルの泳力であったが、陸上で鍛えた脚力と空手で備えた闘争心がGK向きだった。優秀なGKの条件に「身体能力の高さ」「読みの鋭さ」「視野の広さ」を挙げる人は多いが、永松拓真監督は「(榧木は)何が秀でているかと言えば、とにかく一生懸命でチームを盛り上げてくれるところ」と話す。

 

好セーブで国体出場に貢献した

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